英語できない手に職もないパパ&村上家の5姉妹 オランダ移住物語 -3ページ目

英語できない手に職もないパパ&村上家の5姉妹 オランダ移住物語

2016年10月いきなりオランダ移住した一家の奮闘記第3章

先日、オランダに駐在されている方から「車の運転のレクチャーをお願いできないか?」という問い合わせがありました。

お客さんの具体的な依頼は「近い将来レンタカーで出張に行かなければいけないかもしれないが、まだオランダで車を運転したことがないので助手席に乗っていろいろ教えて欲しい」というもの。

 

「え?それだけでいいんですか?」

と戸惑いましたが、

「縦列駐車とかラウンドアバウトとか、ガソリンの入れ方とか標識とか、いろいろ教えて頂きたい。」

とのことでした。

 

僕はパソコンが得意な訳でもなく、日本での収入がある訳でもなく、ブログのタイトル通り英語も話せず、何の仕事のアテもなく家族を引き連れてオランダ移住してしまい、こんな自分が出来る数少ないことの一つ「車の運転」を生業にしてこの4年間生き延びて来たのですが、4年経った今、オランダに限らずフランス、ドイツ、ベルギー、ルクセンブルク、スイス、スペイン等の近隣諸国含め、家族はもちろん、人様を乗せて相当な時間を車の運転に充てて来たという事実があります。

 

毎年恒例?!の膨大な交通違反リストの公開を皮切りに、引越や撮影等の為の大型バンの手配に運転。

パトカーや白バイに止められたこと。

慌てて人様の車にぶつけてしまったこと。

コードレッドの嵐の中飛行機に乗り遅れそうになったお客さんを乗せてぶっ飛ばしたこと。

大雪の日の高速道路や南ホラント州と北ブラバント州を分断する川の渡し船体験。

ロッテルダム港の造船所へ入る為のイミグレーションなど、お陰様でオランダにおけるあらゆるパターンのドライビング体験をさせて頂き、今では演奏家における楽器の様に、車が体の一部になっているような感覚で、息をするように車を運転するのが当たり前になっていました。

 

今ではむしろ電車やバスやトラムで使うOVチップカードのルールの方がよく分からない状態ですw

 

これまで特に公言していなかったのですが、実は2年程前に800ユーロという大金をはたいてオランダのタクシー講習を受講して、教官から「運転技術が素晴らしい!」と太鼓判を押された輝かしい事実もあるのです。(完全に自慢w)

 

という訳で、そんな僕の経験を買って下さり、今まで仕事としてはやったことのない車の運転教習というご依頼をお受けさせて頂くことに。

 

レクチャー当日、レンタカー屋で待ち合わせをし、お客さんの運転する車の助手席に乗って、お客さんの行ってみたかった地域へ向かいました。

 

左ハンドル、右側通行、更にマニュアル車という状態に加え、トラムと交差したり進入禁止のバスレーンなど慣れない内はどこを走っていいのか分からなくなる複雑な道も多く、“サメの歯”と呼ばれる停止線や信号のないラウンドアバウトに、決して右側から追い越してはいけないルールや、突然交差点の右側から来た右折車が直進車より優先になるポイント、路上駐車の仕組みなど、日本とは異なる交通ルールや標識など気を付けなければいけないポイント多数なのですが、オランダはほとんど坂がないのと、交通違反に非常に厳しい為か、日本で時々問題になる煽り運転や不必要なクラクションを鳴らしまくる気性の荒いドライバーにもほとんど遭遇しませんので、比較的運転しやすいと思います。

 

その日はお客さんが前から行ってみたかったというロッテルダムの西にある島々を繋ぐ大きな橋で北海を横断し、特に目的地を決めずに行き当たりばったりで近くの街にふらりと寄ってみるという素敵な小旅行プランにご一緒させて頂きました。

 

僕もまだまだ行ったことのない場所や走ったことのない道ばかりで、オランダらしい自然な眺めや訪れたことのない街の散策中、お洒落なカフェでハム&チーズのトスティーとカプチーノを堪能し、陽気な店員の女性に癒され、コロナウイルスのことをしばし忘れる一時w

 

 

帰り道がてら偶然通りかかったビーチに立ち寄ったりしながら、オランダの交通ルールやガソリンの入れ方などもレクチャーさせて頂き、せっかくだからと車のまま乗り込む渡し船体験など盛り沢山。

 

朝の9:00~17:00までがっつりドライブしましたが、僕は一切運転していない為ほとんど疲れなかった上、コロナの影響で移動の仕事がほとんどない中、大変ありがたいご依頼にも関わらず、お客さんからはめちゃくちゃ感謝された上にお金まで頂くという至高な一日でした。

 

自分の中では運転ぐらいしか能がないと思っていましたが、この約4年間、知らぬ間に経験を積み重ね、そこに価値を見出して頂き、それが仕事として成立した瞬間でもありました。

 

近年greenwheelsという赤い車が目印のシェアカーも随分あちこちで見かける様になり、車に高いお金をかけて維持せずとも少ない出費で必要な時に使える便利な世の中になりました。

 

オランダでは日本の自動車免許証があっさりと書き換えられるのですが、左ハンドル、右車線、更にマニュアル車が大多数ということで車の運転に不安のある方も多いのではないでしょうか?

 

ということで 日本人ドライバーサービス in オランダの新サービスを発足致します!

 

★2020/10/11 加筆

実際に数組の方々からご依頼を頂き運転講習を実施させて頂いた結果、サービス内容を変更し、日本で常に運転されていた方、今後よく車を運転される方限定とさせて頂きます。

 

「運転講習 in オランダ」

€30.00(税込)/1時間

 

※お客様の自家用車、レンタカー、シェアカー等をご用意頂きます。
※オランダの運転免許証を既に保有している方に限ります。

※遠方の方は講習時間をご相談させて頂く場合がございます。

 

ご希望実施日時をお問い合わせ下さい。

お客様のご自宅またはご指定場所までお伺い致します。

 

とにかく気になった方は一度お問い合わせ下さい。

japans.driver.service@gmail.com

 

お待ちしております!