これは、本当にあった話・・・・・とある午前4時の話をしよう。
11年ぶりらしい天体ショーがあった日の真夜中、まだ日が昇るまで数時間はあった。
私は、とても忙しかった一週間の仕事の疲れから、週末なのに珍しく外出せず家に居た。
録画していた映画をぼんやり観ながら、黒霧島をお湯割りで2杯ほど飲めばもう0時過ぎ。
私は映画を観終える事も無く眠りに落ちていった。
ところで、私は家でモモンガを飼っている。
フクロモモンガという種類のかわいい相棒は夜行性で、いつも夜10時頃までには巣箱から出てくる。
そして日が昇るまで、餌を食べたり木をかじったり、ゲージの中で飛び回り遊ぶ。
ストレス発散のためにたまに、ゲージから出して私の部屋の中で離すのだが、
それがとても楽しいらしく、出さない日は夜中に遊んでくれと鳴くようになった。
ちょうど、子犬が吠えるように小さな声で アン!アン!と鳴く。
実際の鳴き声はyoutubeで見聴きできるので興味ある人は覗いてみるといい。
話を戻そう。
その夜も彼女…モモンガは夜鳴きをした。時計は午前3時…
私は彼女をゲージからは出さずに、少し遊んであげてから、また眠りについた。
…ンポーン!
「ん?うるさいな……またコマチ(モモンガ)か?…」
ピンポーン!ピポピポピンポーン!
明らかに玄関のチャイムである!!
「は!?誰やねん!」
眠い目をこすりながら目をやった時計は、午前4時を過ぎたところだった。
【続く】
11年ぶりらしい天体ショーがあった日の真夜中、まだ日が昇るまで数時間はあった。
私は、とても忙しかった一週間の仕事の疲れから、週末なのに珍しく外出せず家に居た。
録画していた映画をぼんやり観ながら、黒霧島をお湯割りで2杯ほど飲めばもう0時過ぎ。
私は映画を観終える事も無く眠りに落ちていった。
ところで、私は家でモモンガを飼っている。
フクロモモンガという種類のかわいい相棒は夜行性で、いつも夜10時頃までには巣箱から出てくる。
そして日が昇るまで、餌を食べたり木をかじったり、ゲージの中で飛び回り遊ぶ。
ストレス発散のためにたまに、ゲージから出して私の部屋の中で離すのだが、
それがとても楽しいらしく、出さない日は夜中に遊んでくれと鳴くようになった。
ちょうど、子犬が吠えるように小さな声で アン!アン!と鳴く。
実際の鳴き声はyoutubeで見聴きできるので興味ある人は覗いてみるといい。
話を戻そう。
その夜も彼女…モモンガは夜鳴きをした。時計は午前3時…
私は彼女をゲージからは出さずに、少し遊んであげてから、また眠りについた。
…ンポーン!
「ん?うるさいな……またコマチ(モモンガ)か?…」
ピンポーン!ピポピポピンポーン!
明らかに玄関のチャイムである!!
「は!?誰やねん!」
眠い目をこすりながら目をやった時計は、午前4時を過ぎたところだった。
【続く】



