12月は忙しすぎて書く暇がない…(とか思ってボチボチ書いてたが腰を痛めて動けないので書きます←ここ今日追記した)
そんなにもったいぶるほど壮大な話でもないんだが、まぁ「このミステリーがすごい」を狙っているのでガンバります。
さて、どんな話だったっけ…
そうそう、インターホンの受話器を置くと、またピンポーンと鳴る。
振り返ると、つぶらな瞳の愛くるしいモモンガ小町は不安そうな表情でこちらを見つめフリーズしている。
そこで私、なんかもう急に腹たってきちゃいまして、アッタマきましてもうぶっ飛ばしてやろうかなんて思って…
おかしいな、なんか江戸っ子みたいになってきた…この書き方はやめよう。
寝起きのアタマはまだ呼び鈴を鳴らすモノの答えを見いだせないまま、フツフツとアドレナリンが溢れ出した。
ここで息を潜めていても仕方がない、堂々と出て行ってやろうじゃないか!
元々あまり気が長くない私は、さっきまでのビビりようとは別人のように怒りに震え、再度玄関へと向かった。
女だろうが友人だろうが、何がいても関係ない。安眠を妨げる非常識な来訪者にはガツンと言ってやろう、とドアノブに手をかけた。
ゆっくりと、鍵を回す…ドアノブにかけた手に緊張が走る。
よし、一気にいこう………
ガチャっっ!!!!
「やかましいんじゃコラッ!!」
シーン…………
ざわざわ…ざわざわ……
私はまた一瞬、目の前の光景が理解できなかった。
…何も、いないのだ。
私の家の玄関ドアは、部屋の中から見て左側にドアノブ、右に蝶番があり右側に開くようになっている。
つまり、寒いので半開きにしたドアからは廊下の左手方向しか確認できない。
何一ついつもと変わらない廊下は、冷たい風がドアを閉めるようにとグイグイと右側から吹きつけてくる。
そうか、ドアの右側か…この野郎!と、私はドアを思いっきり開け放ち廊下に出てドアの死角を覗き込んだ。
だが、向かい風のなか目を凝らしてもやはり何もいない……
次の瞬間、アドレナリンは急に消え失せて一気に全身に寒気が走る!
アカン、アカンやつやコレ!霊的なやつか!俺の苦手なジャンルや!無理!
私は家の中に入ってきそうな気がしてドアを急いで閉めようとした・・・
その時!!!!!
ひゅぅうううううううううううううううううううううううううううぶおぉおおおおおおおおお
強い風が急に逆向きに吹きすさぶっ!
そう、私がドアを閉めようとするのを阻止するかのように左側からすごい勢いで吹きつける・・・
と、その時!!!!!
ギィイイイイ バァァアアアアアアーーン!!!!!!
は?
ピンポーン!
え?
えぇえええええええええええええええええ?????

皆さん、この写真を見て犯人がおわかりだろうか・・・・・・・
ドアの横のインターホンのさらに横に、給湯器や各種メーターが入ったPSと呼ばれるスペースがある。
集合住宅にお住まいの方ならほぼ各戸、玄関脇にあるであろう。
その鉄の扉が風で開き、ちょうど我が家のインターホンを押していたのだっ!!!
少し呆然と見ていると、一度開いた鉄扉は、風が吹き付けるたびにインターホンを連打し、
風が逆向きに吹くと何事も無かったかのようにPSを閉める。
また風が向きを変えると、何度でも私を呼びに来る。
私は、寒さに震えながら、その鉄扉を閉めて留め金をちゃんと開かない位置にカチャッとかけた。
その夜、もう私の家を非常識な時間に訪れる者は無く、私はぐっすりと眠りました。
チャンチャン!
そんなにもったいぶるほど壮大な話でもないんだが、まぁ「このミステリーがすごい」を狙っているのでガンバります。
さて、どんな話だったっけ…
そうそう、インターホンの受話器を置くと、またピンポーンと鳴る。
振り返ると、つぶらな瞳の愛くるしいモモンガ小町は不安そうな表情でこちらを見つめフリーズしている。
そこで私、なんかもう急に腹たってきちゃいまして、アッタマきましてもうぶっ飛ばしてやろうかなんて思って…
おかしいな、なんか江戸っ子みたいになってきた…この書き方はやめよう。
寝起きのアタマはまだ呼び鈴を鳴らすモノの答えを見いだせないまま、フツフツとアドレナリンが溢れ出した。
ここで息を潜めていても仕方がない、堂々と出て行ってやろうじゃないか!
元々あまり気が長くない私は、さっきまでのビビりようとは別人のように怒りに震え、再度玄関へと向かった。
女だろうが友人だろうが、何がいても関係ない。安眠を妨げる非常識な来訪者にはガツンと言ってやろう、とドアノブに手をかけた。
ゆっくりと、鍵を回す…ドアノブにかけた手に緊張が走る。
よし、一気にいこう………
ガチャっっ!!!!
「やかましいんじゃコラッ!!」
シーン…………
ざわざわ…ざわざわ……
私はまた一瞬、目の前の光景が理解できなかった。
…何も、いないのだ。
私の家の玄関ドアは、部屋の中から見て左側にドアノブ、右に蝶番があり右側に開くようになっている。
つまり、寒いので半開きにしたドアからは廊下の左手方向しか確認できない。
何一ついつもと変わらない廊下は、冷たい風がドアを閉めるようにとグイグイと右側から吹きつけてくる。
そうか、ドアの右側か…この野郎!と、私はドアを思いっきり開け放ち廊下に出てドアの死角を覗き込んだ。
だが、向かい風のなか目を凝らしてもやはり何もいない……
次の瞬間、アドレナリンは急に消え失せて一気に全身に寒気が走る!
アカン、アカンやつやコレ!霊的なやつか!俺の苦手なジャンルや!無理!
私は家の中に入ってきそうな気がしてドアを急いで閉めようとした・・・
その時!!!!!
ひゅぅうううううううううううううううううううううううううううぶおぉおおおおおおおおお
強い風が急に逆向きに吹きすさぶっ!
そう、私がドアを閉めようとするのを阻止するかのように左側からすごい勢いで吹きつける・・・
と、その時!!!!!
ギィイイイイ バァァアアアアアアーーン!!!!!!
は?
ピンポーン!
え?
えぇえええええええええええええええええ?????

皆さん、この写真を見て犯人がおわかりだろうか・・・・・・・
ドアの横のインターホンのさらに横に、給湯器や各種メーターが入ったPSと呼ばれるスペースがある。
集合住宅にお住まいの方ならほぼ各戸、玄関脇にあるであろう。
その鉄の扉が風で開き、ちょうど我が家のインターホンを押していたのだっ!!!
少し呆然と見ていると、一度開いた鉄扉は、風が吹き付けるたびにインターホンを連打し、
風が逆向きに吹くと何事も無かったかのようにPSを閉める。
また風が向きを変えると、何度でも私を呼びに来る。
私は、寒さに震えながら、その鉄扉を閉めて留め金をちゃんと開かない位置にカチャッとかけた。
その夜、もう私の家を非常識な時間に訪れる者は無く、私はぐっすりと眠りました。
チャンチャン!
夜中の4時、ふいに鳴り響く呼び鈴。
…こんな時間に誰が来るんだ?
寝起きの私の頭は自分でも驚くほど短時間でフル回転し答えを探す。
・・・・・ オンナ?
でも、この家を知ってる娘がそんなにいないはずだ
メンヘラ傾向の女性も知らないし酔ってテンションあげあげで突入してくるような娘も今は思い浮かばない
オンナは無いな・・・
・・・・・ トモダチ?
オンナと同じで、この歳になって夜中に凸ってくる友人もいないだろう 昔はそんなの日常茶飯事だったが・・・
ジャンキーの残念な友人や精神的に不安定な奴もいるが・・・まさかなぁ・・・
・・・・・ 敵?
だが最近はややこしいトラブルも無いし、追い込みやカチコミをうける覚えも無い
人に恨まれていることも無くは無いだろうが、最近なにかあったとかで闇討ちされるような理由が思い浮かばない
そもそも闇討ちならピンポン押さないか・・・
どうしよう・・・
こんな事を高速で考えていた数秒間、私はベッドで上半身だけ起き上がりフリーズしていた。
呼び鈴は、その間にも数回鳴っていた。心臓が徐々に、確実に、早く強く血を巡らせはじめた。
とにかく確認しよう。私の性格からいって、ドアの鍵は確実に閉まっているはずだ。
私は、足音と気配をなるべく消して、一歩一歩玄関へと向かっていった。
玄関についた。
ピンポーン!ピンポーン!!!!
顔が引きつるのがわかる!今このドアの向こうで何者かが呼び鈴を押している!
そぉーっと、そぉーっと、ゆっくりと、ドアの覗き穴に、目をあてる・・・・・
ウっ!!!声が洩れそうになる!全身が緊張で委縮する!な、なんと・・・・・!!!!!

誰 も い な い !!!!!
なぜだ!また頭が答えを探す。小さな穴から見る外の景色は、なんともいえない怖ろしい雰囲気がする。
何度か確かめるように覗いてみたが、その正体が見えた方がいいのか、それが見たくないモノなら見なくて済む方がいいのか、自分でもよくわからなかった。
だが、覗いている間は、呼び鈴は鳴っていなかった・・・
いたずら? もう忘れよう。怖すぎる。俺は夢を見ているんだ。ベッドに戻って目をつぶろう。
そう思って、少し私は苦笑いしながら玄関をあとにした・・・
そして、ダイニングキッチンを通る。そこには、壁にインターホンがかかっている。
ちょうどインターホンの真横を通り過ぎる時・・・・・
ピ ン ポ ー ン !
ぎゃぁああああああああああああああああああああああああああああ
はぁ、はぁ、はぁ、はぁ もうだめだ 誰か助けてくれ!怖すぎる!
だが、私も大の大人である。
これでも昔はそこそこヤンチャしていたので度胸も無くは無い・・・はずだ。
よし、これは耳を塞いで無視して寝る事はもう不可能だ。こうなったら接触してやろう。
勇気を出して、インターホンを、とる。
私「・・・・・誰?」
「・・・・・・・・・」
私「おい、誰やねん・・・」
「・・・・・・・・・」
私「おい!えぇ加減にせぇよ!シバくぞ!誰や!」
「・・・・・・・・・」
ん?もう、いないのか???
そう思ったその時!
「カチカチカチカチ カチカチカチ」
こいつ!!!!!押してる!!!!!呼び鈴をっ!押してるっっ!11
答えないのにっっッ!そこにっ!いるっ!
全身のセンサーがそれはもう全力で私に、これはアカン!なんかアカン!と信号を送ってくる!
そ ん な こ と は わ か っ て る ! こ れ は ア カ ン !
くぅっっ!
そっと受話器を置く。と、まぁ当然だが・・・
ピンポーン!
くぅっっっっっ!!!神様!仏様!ご先祖様!ジーザス!
【続く】
…こんな時間に誰が来るんだ?
寝起きの私の頭は自分でも驚くほど短時間でフル回転し答えを探す。
・・・・・ オンナ?
でも、この家を知ってる娘がそんなにいないはずだ
メンヘラ傾向の女性も知らないし酔ってテンションあげあげで突入してくるような娘も今は思い浮かばない
オンナは無いな・・・
・・・・・ トモダチ?
オンナと同じで、この歳になって夜中に凸ってくる友人もいないだろう 昔はそんなの日常茶飯事だったが・・・
ジャンキーの残念な友人や精神的に不安定な奴もいるが・・・まさかなぁ・・・
・・・・・ 敵?
だが最近はややこしいトラブルも無いし、追い込みやカチコミをうける覚えも無い
人に恨まれていることも無くは無いだろうが、最近なにかあったとかで闇討ちされるような理由が思い浮かばない
そもそも闇討ちならピンポン押さないか・・・
どうしよう・・・
こんな事を高速で考えていた数秒間、私はベッドで上半身だけ起き上がりフリーズしていた。
呼び鈴は、その間にも数回鳴っていた。心臓が徐々に、確実に、早く強く血を巡らせはじめた。
とにかく確認しよう。私の性格からいって、ドアの鍵は確実に閉まっているはずだ。
私は、足音と気配をなるべく消して、一歩一歩玄関へと向かっていった。
玄関についた。
ピンポーン!ピンポーン!!!!
顔が引きつるのがわかる!今このドアの向こうで何者かが呼び鈴を押している!
そぉーっと、そぉーっと、ゆっくりと、ドアの覗き穴に、目をあてる・・・・・
ウっ!!!声が洩れそうになる!全身が緊張で委縮する!な、なんと・・・・・!!!!!

誰 も い な い !!!!!
なぜだ!また頭が答えを探す。小さな穴から見る外の景色は、なんともいえない怖ろしい雰囲気がする。
何度か確かめるように覗いてみたが、その正体が見えた方がいいのか、それが見たくないモノなら見なくて済む方がいいのか、自分でもよくわからなかった。
だが、覗いている間は、呼び鈴は鳴っていなかった・・・
いたずら? もう忘れよう。怖すぎる。俺は夢を見ているんだ。ベッドに戻って目をつぶろう。
そう思って、少し私は苦笑いしながら玄関をあとにした・・・
そして、ダイニングキッチンを通る。そこには、壁にインターホンがかかっている。
ちょうどインターホンの真横を通り過ぎる時・・・・・
ピ ン ポ ー ン !
ぎゃぁああああああああああああああああああああああああああああ
はぁ、はぁ、はぁ、はぁ もうだめだ 誰か助けてくれ!怖すぎる!
だが、私も大の大人である。
これでも昔はそこそこヤンチャしていたので度胸も無くは無い・・・はずだ。
よし、これは耳を塞いで無視して寝る事はもう不可能だ。こうなったら接触してやろう。
勇気を出して、インターホンを、とる。
私「・・・・・誰?」
「・・・・・・・・・」
私「おい、誰やねん・・・」
「・・・・・・・・・」
私「おい!えぇ加減にせぇよ!シバくぞ!誰や!」
「・・・・・・・・・」
ん?もう、いないのか???
そう思ったその時!
「カチカチカチカチ カチカチカチ」
こいつ!!!!!押してる!!!!!呼び鈴をっ!押してるっっ!11
答えないのにっっッ!そこにっ!いるっ!
全身のセンサーがそれはもう全力で私に、これはアカン!なんかアカン!と信号を送ってくる!
そ ん な こ と は わ か っ て る ! こ れ は ア カ ン !
くぅっっ!
そっと受話器を置く。と、まぁ当然だが・・・
ピンポーン!
くぅっっっっっ!!!神様!仏様!ご先祖様!ジーザス!
【続く】