うーむ…

コンセプトとかキャッチーなフレーズとか…

難しいよねぇ…


大阪万博会場で虫の大量発生で問題となり、害虫退治と言えば…的なビッグネーム、アース製薬に依頼、緊急出動に至ってるそうです。


で、その虫ってのがユスリカ

蚊は困るよねぇ…そんな感じですが、見た目も似てて名前に[カ]も付くのですが、どちらかと言えばハエの仲間で、喘息や呼吸疾患を引き起こすことはあるのですが、ユスリカから人を攻撃する事はなく、ユスリカその物が病気を運ぶ病原虫とは違います。

日本脳炎やマラリアなんかを運ぶ病原虫の蚊とは違い、ユスリカその物が病原虫って訳ではないのですね。

喘息や呼吸器に疾患とは書きましたが、例えば焚き火の煙が向かって来る中でずっと居れば、呼吸は苦しくなります。

感覚的にはそれに近く、ユスリカにわざわざ近付かなければ問題は何も起こらないのですね。


けど…

困るよねぇ…

嫌だよねぇ…


その気持ちは分かります。

この[気持ち]こそが本質で、ユスリカは精神害虫って物に分類されます。

人間どうしで言えば、なんかキモい!心理的に無理!

そんな言われの様な物です。

自分が言われたらエグいですよねぇ…

ガックリと崩れ落ちそうです(汗)

ちなみに…意外な事に、日本で発生するゴキブリも精神害虫で、病原虫ではありません。


今回ユスリカの大量発生の原因は、一言で言えば水回りの管理不足。

水溜まりを作らぬ工夫をすれば、蚊の幼虫のボウフラや、ユスリカの幼虫のアカムシ(小魚の生き餌でペットショップで売ってるやつです)は発生できません。


逆に言えば、設計段階で「これは虫発生するは…」って、理解対策出来るはずのものです。


そんな想定の甘さと、管理の緩さで精神害虫のユスリカが大量発生。

そこを問題として駆除業者導入。


ユスリカ…

いのち輝くどころか、いのち撲滅…


今回の事は、仕方ない…って部分は無いんだよなぁ…

人間の甘さ緩さが、結果命の冒涜…


そしてキャッチコピーの真逆…

うーむ…