今日ちょっと相談を持ちかけられたのだが…


Q・生活保護受給者の入院に付き添ったのだが、アメニティ(寝巻きやタオルなど)のレンタルの保証書にサインを求められ、後日支払いを保証書にサインをした付き添い者に求められた。

生活保護は医療費控除ではないの?


A・近年入院セットなどと呼称するアメニティセットを借り受けるのが主流となっている。

それは理解して使う分には確かに便利だ、だがね…


このアメニティセットなる物、生活保護やその他の医療控除者に関係無く自費です。

昔は付き添い者が準備出来るまでとか無償レンタルで、病院の持ち出しだったんだよね。

その無性に対しての良し悪しはあるだろうけど、それは別に論じなければいけない話。

で…碌な説明もしないで慌ただしい中付き添い者にサインをさせる。

えげつない言い方すれば、初めから付き添い者の金が狙いなのです。


絶対原則として、各種医療控除を受けている方は、医療行為は無償で受けられなければいけません。

これに抗議や不満があるなら、それは政権与党に法律が間違っていると訴えて下さい。

それ以外に吠えるのは筋違いです。


ですのでもし付き添いなどでサインを求められた場合は、医療行為の同意書しか署名してはいけません!

医療費関連の保証は、居住地の市役所などが保障すべき事なのです。


昨今病院経営が難しいと言われます。

そこにはストレートに金にならない!って問題がある事も重々承知しています。

ですが…人助けが建前でも全てである業界が、詐欺と言われても仕方ない事はしてはいけません!

本道を捨てるような事はしてはいけません!


苦しさでルールが違うと思うなら、そこは国に訴えなきゃいけません。


最悪のことが起きた時、身許引受をして貰わないと、大変面倒なことになります。

だけどちょっとしたサインをする事で付き添い者に金銭負担を求める様になったら、身元引き受けすらサインをして貰えなくなるかもしれません。

その時は病院が自分で自分の首を絞めます。


限りなくグレーであったとしても、無理筋な解釈ならホワイトだとしても、後ろ指を刺される様な真似は、医療従事者はしてはいけません。


そして付き添いをする方は、医療行為の同意書以外は、全力で署名を拒否して下さい。

保証人云々にサインをしない事でも、病院がすべき結果は変わりません。

変えたら逮捕相当の大事ですから。


苦しいからこそ、法律に則ったルールの中で生きましょう!