命に直結する大病をすると、〇〇年生存率〇〇%…
その様な表現されることがあります。
自身が大病を患わずとも、ドラマや映画の表現で見聞きすることはあると思います。
そこで問題!
5年生存率10%…
その様な表現を見聞きして、どの様に解釈するでしょうか?
人と話をして一番見る反応は、5年後でも1割の人が生きて居られる
正しく見えて間違いです。
正しくは…
5年以内に90%の人が亡くなる…です。
前者の解釈だと少なくとも4年は生きて居られるって事になると思うのですが、その場合先ずは4年生存率100%って事になります。
後者の発想だと、一年以内に9割の人が亡くなっても、1割の人が5年目を迎えたなら、やはり5年生存率10%なのです。
病は気から…
その発想のために希望を持つことは大事だと思う。
同時に自暴自棄になるわけで無く、いわば終活のために限られた時間を、出来るだけ正しく知る必要はもっと大事な気がします。
個人的には尊厳死の選択も、自身の選択のためにはあるべきだと考えます。
希望を持ち頑張れ頑張れと、節制を重ね大切な時間を療養という名の隔離だけで過ごす4年なら、痛みのコントロールなどだけで、極力悔いを残さない1年半や2年の方が、私としては大事です。
伝えたい事を伝え、すべき事を行い、それを全うできるなら、何も出来ない時間の半分を掛け金として差し出しても、その方がありがたい。
自分の命
自分の時間
自分の想い
今の医療は医師の満足が優先されている。
だが…
私の身体、私の命、私の魂…
それは全て私の物だ。
私だけの物だ!
患者側の優先こそ第一とする、そんなふうに選択さして欲しい。