先日まで入院していた病院。
そこのスタッフ全般に見え隠れしたのだが、せっかく信じてくれた人に、忙しさのあまりぞんざいな対応をした事で、取り返しがつかない方向へ進むのを、短期でしか見知らぬ人なのに、ちょっと多くないか?ってくらい発生していた。
付き合わざるを得ない…そんな人付き合いが有る。
例えば役所絡み、例えば医師や看護師。
仕事上の付き合いならば、リスクを承知で付き合いを断ち切る。
そんな決断をする事はあっても、それが生殺与奪までにはなかなか至らない。
ですが、特に医師や看護師など、さらに入院って環境にあった時は、付き合いを断ち切るって選択は難しい。
そんな他人に対する対処において、どうしても付き合い易い、付き合い難いってのは出てしまう。
端的に言えば馬が合うって表現でも良いと思う。
割と速い段階、初見からってケースもあるが、手放しに近いほど信じてくれる人がいる。
それに対して、なかなか心をひらいてくれない人もいる。
いくらより好みのしない職業とはいえ、相性というか対応の楽な信じてくれる人よりも、めんどくさいナーバスな相手の方が、どこか対応は丁寧になってしまう。
言い方を変えれば、めんどくさく無い方には甘えてぞんざいな扱いをしてしまう。
まぁ…
だって人間だものてきな気分はわからなくも無い。
が…
これは大失敗で真逆の行為である。
最初の印象が悪い人は、時間を掛けて心を許してもらった時、その先は好印象以外は生まれ難い。
そこで少し嫌な事が発生しても、あの時は後で良く…その様に自己完結のフォローが生まれ易い。
ちょっとやそっとじゃ関係破綻にはなり難い。
ですが…好印象発進で信じてもらえた相手が不審がった時、そこは裏切りの感情がずっと尾を引く。
一撃関係崩壊となり
その後回復はほぼ不可能になってしまう。
実際治療中断の方の理由の大多数は、金銭・生活面でなく、信頼崩壊が桁違いに多い。
これは医療の一例ではあるのだが、普段の人付き合い、プライベート・仕事・学校に同じ事が言える。
自分を信じてくれる人に甘えてはいけない。
甘えるとしても、面倒な対応を迫られる相手がいるなら、その相手よりも丁寧親切な対応をしなければいけないのだ。