市川猿之助さんの騒動で、メディアに医療関係者や、厚生労働省に絡んだ事のある行政や官僚のコメントが出ていますが…
殆どが薬物の致死量について語ったり、それだけの量の向精神剤をどの様に手に入れたか?
特に薬剤に関しては、違法入手ルート云々と決め打ちで語っています。
まぁメディア側が、その様な質問しかしてない可能性もありますけどね…
けどね…
一般病院勤務だったり、大学病院の様な教育・研究・臨床をする様な所だったり、勿論調剤薬局だったり…
そこらに勤めた人は、み〜んな、皆んな!
問題点とリスクは分かりきってるんですよ。
患者さんが初診だと新規で病院に訪れて、同じ症状を訴えて、同じ処方を受けたなら…
その診療科の病院の数だけ、同様の薬の処方は受けられるんだから!
その様なリスク回避で。お薬手帳って有るんでしょ?
その様に言われると思うけどね…
お薬手帳は所持した事ない!とか、お薬手帳忘れた!って言えば、お薬手帳なんか無くても薬は手に入る。
10件病院を受診したら、普通入手出来る薬剤量の10倍手に入る。
個人病院を1日2件の病院なら、都心なら普通に受診できるでしょう。
1週間で10倍の量は手に入る。
それに精神科って、二次三次の病院の様に午前診療では無く、仕事明けの会社員を対象にした様な、夜間診療をしてる事も普通にある。
朝の9時から夜の9時くらいまでが診療時間の個人病院、探せば直ぐに見つかるんじゃないですかね?
そんな所を狙い撃ちしたら、一軒2時間掛かるとしても、効率よく回れば1日で6軒回れる。
処方箋の有効日を考えても、2日で6倍の処方量が手に入る。
一応合法ルートで、1週間もあれば18倍の処方量を手に入れる事など造作も無い。
保険証の他人の不正利用並みに容易です。
元医療関係者として、常々ローカルな部分で問題視し話題になるのですが…
保険証は他人が使っても分からない…
処方は病院の数だけ可能だから、処方量なんて意味が無い…
ちょいちょい問題視はされるんですよ…
それこそこの何十年も!
でも統一規格でしか対処は出来ないので、問題視はされるけど「聞かなかった事にしよう…」と、流され続けてる問題。
マイナンバーカードは問題が今の時点で山盛りですが、今の時点でもっともっと!それこそもっと×1000くらい厳格化して、保険証だけで無く、お薬手帳も紐付けし、国内全てで共有すべきです。
マイナンバーカードは、もっとちゃんと予算を増やして厳格化し、行政関連の紐付け出来るデータは全て紐付けすべき。
保険証・お薬手帳・年金手帳・障害者手帳・運転免許証を始めとした各種免許…
それらを紐付けすれば、それぞれの管轄省庁で仕事は減るので、最初はコストが大きく掛かるが、中長期的に見れば必ず低コストになる。
そこにマイナンバーカードを悪用したら、懲役20年を基本として、それに付随する様な刑罰としたら、悪用する事がバカらしくなる。(個人情報絡みは、全てそれくらい厳しくて良いと思ってます)
マイナンバーカードその物も、それがマイナンバーカードであると分かる統一デザインのみのカードで、カードの外観には一切の情報を載せず、端末を使って顔写真や氏名やマイナンバーが分かる形にすれば、日常的に携帯してても、ちょっとカードを観られたくらいで情報が…って不安は減ると思う。
専用の機械を使い、二月に一度くらいの頻度でベースデータの暗号化を切り替えていけば、成りすましはほぼ不可能になると思うしね。
そこに勿論コストは掛かるが、情報管理ってそれくらいコストが掛かるのは、大前提なのは当然だと思う。
でもそのコストは、一元化する事で各関係行政で人件費などの大幅削減は出来るはずなので、その大掛かりなコストは吸収出来る。
アナログ庁などとバカにされてるデジタル庁…
今が最初で最後の大鉈を振れるチャンス!
中途半端に規模を大きくした後は、方針転換なんて出来ないよ!