ミツビシ ランサーエボリューションとは何ぞや?
ぶっちゃけ、あまりって言うか、思い入れの無い車…
エボ1〜3…特にエボ3は当時、なんだそりゃあ?
反則だろ!って思ったんですけどね。
1992年にエボ1が登場し、毎年の様にモデルチェンジを繰り返したエボシリーズ。
最終型のfinal Editionが2015年に販売されるまで、エボシリーズは11世代作られたことになります。
このエボシリーズは大きく分けて4世代。
1〜3のCD9A/CE9A、4〜6のCN9A/CP9A、7〜9のCT9A/CT9W、10とfinalのCZ4Aです。
今回頂いたキットは第二世代最終型のエボ6になります。
第二世代の特徴の一つは、ランエボシリーズ初の専用ボディ採用ってところですね。
今でこそ評価はだいぶ変わりましたが、当時は標準のランサーのボディにハイパワー4WDユニットを組んだエボ4は、インリフト俗に言う犬ションスタイルを解決出来ず、ワークスドライバーにも乗りにくいと酷評されました。
そこでエボ5はワイドボディ化し、トレッド幅を広げインリフトを解消、更に熟成させたのがエボ6です。
第二世代エボシリーズは、自主規制上限の280馬力、そして専用ボディと、エボシリーズはランサーの改良版では無く、ランサーエボリューションという車種で良いのだと、後のエボシリーズの方向性を決めたと言えると思います。
そんなエポックメイキングな第二世代より、当時R32 GT-Rに乗っていた身としてとは、5ナンバー枠の軽量ボディに自主規制目の前の270馬力、何よりレーシングマシンでしか採用されないPCCS(2次エア供給システム)、一般的にはミスファイアリングシステムを標準装備した第一世代エボシリーズのエボ3は、なんじゃそりゃあ?!
反則だろ!って思い、強く強く印象に残っています。
なによりエボシリーズは、280馬力ハイパワー4WDスポーツ勢の中では、群抜いて安価でしたからね。
このエボ6のキットは、タミヤにしてはツッコミどころが多いと噂も聞きますが、そのうちゆっくり触って行こうと思います。
