夏休みの宿題で思い出すのが自由研究…


まぁネタにも困るわけですよ…


じっちゃんの友達が「街のこと調べて昔の地図でも描いてみたら?」

じっちゃん達の話や図書館とか、資料にも困らないだろうから、それ良い‼️って思いました。


で…

色々調べて地図を書いて行くのですが、件の軍の飛行場として終戦を迎えた公園。

どの資料観ても、飛行場だった記録なんか無いんだよね…

だけどじっちゃんより年上の人達には、確かに飛行場は有ったって証言は多かった。

私が書いてた地図に、「滑走路はこう成っていて、その横に高射砲がこう並んでて…」って、ずいぶん具体的な話が聞けるのだが、兎に角資料が無い…

何でだ?って思いながらも、いろんな人の記憶が一致するので、変にリアルな飛行場付きの過去地図が書き上がって提出。


だが小学校の先生も、記録に無い話に❓がいっぱい。

(その先生は東北の生まれ育ちで、教員になって上京して来た。)

なんか職員室でも話題になったらしいのだが、「お年寄りのお話も沢山聞いて、よく書けています」ってコメント付きで返却された地図。


で…

それから20年近く経ってから、その先生から連絡を貰った。

「すごく印象に残って覚えてるのだけど、5年生の時の夏休みの自由研究覚えてる?」

『えぇと…昔の地図のことですか?』

「そうそう!それ!」

「それなんだけどな!」(なんか興奮してるのは伝わる)

「戦後50年過ぎて、町の秘匿記録が公開されたんだよ!」

「そしたらな、高射砲が並んだ軍用飛行場の写真が有ってな!」

「それ観て思い出して、その頃の同僚の先生と話して今の地図と照らし合わせたらな、お前の書いた飛行場って、秘匿記録だったんだよ!」

「そりゃあ皆んな、なんだか理解できないよなぁ…」

「あの頃信じきれなくて悪かった」


ん〜…

そりゃあ先生悪く無いわ…

って言うか、軍施設の町の秘匿記録って、国家機密扱いじゃねーか!

人の噂に戸口は立たぬとは言うが…

じっちゃん達!

子供に何教えちゃってんの⁉️