先日行動宣言云々を私に問い、言わば返り討ちに有った彼が言ってきた。



「いつまでも2類にしてるから、医療逼迫するんですよ!

早々に5類に変えるべきです!」


まぁ色々意見は有るわな。

が…やはり話を聞いてると、インフルエンサーに感化されてるだけだった…

なんでこの子は、自分で調べて、自分で考え、自分の意見を言うって事が出来ないんだろう?…


私自身は5類に…って事も部分的には理解できますが、5類に変更するのは反対です。

行うのなら2類に固定したまま、一部5類相当にする命名するなら、特例2類とすべきです。

変えて良いのは診療施設対象を5類相当にする。

他の部分はハイリスク過ぎます。


その事を彼に話したら、何故5類に変える事がいけないのか?と、納得いかない様子…

ん〜…この手の子はそれなりに見てきたけど、直結するメリット・デメリットを話すしかないかなぁ…


『まぁ5類にしても良いのかもしれないよ?

でも…あれだねぇ…

お前ら凄いね。

そんなに生活に余裕あるんだ。』


「生活に余裕って、何か関係あるんですか?」


『5類に下げた時、1番感染者に影響残すのは医療費と生活費だよ?

入院が必要になったら、高額医療控除が有っても、毎月4〜5万は実費で払う事になる。

それに働けないんだから、当然収入は無くなる。インフルエンザで会社から給料補填なんて聞かないだろ?

勿論傷病手当金の申請は出来るさ。

でも5類だと書類の審査みたいなのは厳しくて、早くて翌月、下手すりゃ2ヶ月待ちで支給される。

でも、その間も医療費や、住んでないところの家賃やら光熱費の固定費は払わなきゃいけない。

これが2類だと国の強制力だから、様々な支援があって最低保証は即される。

待っても1週間とか10日とか、その程度の話だ。』


『簡単に言えばさ、5類に下げると感染者の全部自己責任なんだよ。

勿論後遺症疾患も含めてね。

身体の不調が続いても、生活苦しくなっても、甘えんな!って弾かれるわけだよ。』


『5類に下げるって事は、自分で備えと対策が出来るって言うか、他に頼れなくなるって事なんだよ。』

『不自由が有っても補償される2類、自由を得る代わりに責任の名において無保証の5類って感じかな?』


『ワクチン打っても感染するのは分かってて、これだけ感染者が溢れてる。

俺もお前も、今感染者では無いなんて言い切れない。

そんな様で5類に下げるって、それなりの財力無いとキッツイぞー』


『だから凄いなって言うんだよ』

『貯金はいくら?財布にいくら持ってる?』


「ごめんなさい…無理です…」


聞こえの良い言葉に踊らされず、自分のリスクを考えて欲しいものです。