相方からiPhoneのバッテリー交換依頼が来たのと、自分のiPhoneのバッテリーも交換する為に、工具を新調しました。
Amazonで1500円程…
大きな期待はしてませんが、どんなもんでしょ?


内容物。


今回ツール新調にあたって、一番悩んだのがこれ。
イメージ的には大きい洗濯バサミに吸盤がついてると思ってもらって良い。


握ると開きます。
iPhone7以降は防水シールの影響で、本体と液晶の分離が面倒になりました。
このツールの優れてる点は、全開にした状態でもケーブルの欠損が起きない長さまでしか開かないって事。
正直自作も出来るのですが、パカっと開く時に勢いがついた時、安全圏でしか開かないのは大きいメリットです。


スペアの吸盤がついてます。


持ち手付きの吸盤。
iPhone6以前では、この様な普通の吸盤1つで事足りました。
これで対応し難い物に、先の吸盤付きオープナーを使います。


スパチュラやギターのピックに見えるものが数点。
隙間に差し込んでこじ開けたりします。
車をいじる人は内装剥がしってツールを使うと思いますが、大きさが違うだけで同じです。
ずいぶん種類が有る様に見えますが、機種によってはこれでも使い勝手が悪く、専用品を自作する事が有ります。


このギターのピックに見える奴、下部にバリが残ってます。
差し込んで外周にそわしたりするツールなので、本体内部に入るかもしれない部分に、これは感心しません。
事前にヤスリ掛けして、滑らかに整えときます。


内部に磁石が入ってます。
スマホなどデバイス本体には使いません。
これはドライバーに磁力を移す為の物です。
四角の空洞部に鉄製の工具を入れてほっとくと、磁力を得た工具になります。
細かいネジなどがポロポロ落ちずに済みます。

機械内にネジが変な形で落ちた時に、磁力で釣り上げたりするのにも便利。
下手にピンセットとかで取ろうとすると、自在に出来る反面力が入って傷付ける事が有る。
まどろっこしくても釣り上げて、他所にダメージを残さない方が良いです。
同じ発想の物が車などの整備ツールや、医療機器にも有ったりします。


各種ドライバー

+の1.5と2.5


星型ドライバーの1.2と0.8
言葉通りネジの頭の形が☆の形をしてる特殊ドライバーです。


トルクスドライバーの1.2
ネジの頭の形がダビデの星、六芒星の形をしてます。
強い力で締めたり緩めたりするには、接点を増やしたドライバーが必要になります。
星型やトルクスを使う部分は、緩んではいけない重要パーツって考えて良いです。


Y形ドライバー0.6

トルクスや星型と同じ特殊ドライバーですが、これは硬く締めたり緩めたりって言うよりは、分解しにくくする為のネジです。
昔は任天堂のゲーム機に頻繁に使われてたので、秋葉原界隈では[任天ドライバー]って言うと、このY形ドライバーを出されるくらい、有名な俗称として定着してました。


思った以上にしっかりしたツールセットでした。
ドライバーの強度は使ってみるまで何とも言えませんが、ノギスで測ったり拡大鏡で見る限り、精度は高そうです。
お買い得だったかもしれません。