フル開閉モデルを作る時の悩み事に、開閉部分の外装と内装の合いが有ります。
ドアのチリや落ち込み(前方・後方・上下)は、外見からの修正は効きますが、内装との合いは結構難しい。
エッジの部分では何ミリとか、正確で無くても近い数字は分かりますが、ピタリってのは難しい。
私はこんなやり方をしています。

ドアの中心に見えるのは5ミリの角棒。
後から貼り付けた物です。


キーホール脇の貼りやすい位置に、ネオジム磁石(4ミリ)を貼り付けてます。
ちょっと歪みが有るので、左右で位置が違います。
これは後々効いてくるのですが、大体の位置で問題無いです。
1つポイントはドアの外側に磁力が+なら、もう一方のドアも外側が+に成るようにします。


ドアにタップリメンターム薬用リップを、綿棒できっちり塗り付け、エポキシパテを押し付けます。


内装を位置ズレしないように固定しといて、パテを盛ったドアを押し付けます。
この時点でキッチリとチリを出しとくと、後々楽と言うか重要ポイントの1つです。


左右同じ様にやり、マスキングテープで固定。
後は硬化待ちです。


硬化後剥がせば、内装側にダボ跡が付いた状態になり、ドア単体で作業を行っても、この先ズレに悩む事は有りません。
内装・外装と、別々に作業しても、最後貼り合わせるだけでOKです。
少し早めに剥がして、パテを必要最低限に調整してやれば、重さの調整も出来て良いですね。