新エアブラシセットが思わぬ形で手に入ったので、塗装メインの物を作ってみたいと思いますニコニコ

手持ちのキットからこれにします。
タミヤ 1/24 NA6CE ユーノスロードスター


平成元年デビューの実車。
マツダのユーノスブランドの最大のヒットかも知れません。
かつての日本にはオープンカーが多かった時期が有ったのですが、いつの間にか廃れてしまった…
日産のフェアレディ、本田のS600やS800、ダイハツのコンバーノやオープンでは無くタルガトップですがトヨタのスポーツ800等、ノーマルトップを切ったバリエモデルでは無く、オープン専用ボディの名車も多かったのですが、昭和50年ごろを境に高剛性ボディやボディをあえて壊して乗員を守るなど、車のボディ開発は質実剛健、空力重視などより現実的な物に移行し、シルビアやRX-7(FC)やセリカやシティなどノーマルルーフを切りボディ補強をしたバリエモデルだけになって行きます。
それはそれで正解なのですが、ボディ剛性を下げ補強しボディ剛性を上げる手法は重量増加を招き、スポーティな外観で有りながらスポーティ感を下げる事になります。
重さの影響は加速性能ブレーキ性能の低下はもとより、ハンドリング性能を下げ残念な結果に繋がり、ユーザーもバカでは無く販売数の低下は著しい物でした。

そんなオープンカー冬の時代に終演を打ったのが、NA6CEユーノスロードスター。
初めからオープン専用ボディは、特にハンドリング性能の高評価に繋がり、同時期に販売されたR32 スカイライン GTS-tと、カーオブザイヤーのベストハンドリング部門を争う事になります。
結果ベストハンドリング賞はR32に取られましたが、オープンカーはやはり専用ボディ!その概念は各社に影響を与え、スズキのカプチーノやホンダのBEET等共に、バブル末期のオープンカー復活を代表する名車になりました。
後に各社がオープンカーから撤退する中、初代NAシリーズ、2代目NB、3代目NC、そして現行モデルのNDとモデルチェンジを続け、ユーノスブランドは無くなりましたが、ロードスターを作り続け、日本のオープンカーと言えばマツダのロードスターと認知させた偉業は賞賛に値すると思います。

さて前置きは長く成りましたが、そんなNA6CEユーノスロードスターを作ってみたいと思います。
キットの方はタミヤらしい安定感、パーツが少ないながらも完成度の高い良キットと評価され、令和の時代になってもタミヤの常備ラインナップで有り続けています。
今回のコンセプトは塗装。
新コンプレッサーの試しとウレタンクリアのテスト塗装が主で、車のスケールモデル復帰一作目なので、サクサク作って行こうと思います。
まぁ私のサクサクはあてになりませんがガーン

パーティングラインを消して、全体的に足付け。
なるほどロードスターって感じです。
中性洗剤で洗って…


塗ってみました。
ボディ色はJリミテッドのサンバーストイエローを選択。
GXカラーのキアライエローにオレンジを少し足しました。
エアブラシ良い感じです。
とりあえず一発目、明日更に吹き重ねます。ニコニコ