前回のメールマガジンで書いたこと以外に、精神疾患―特にうつ病では正気が虚損している一方、首~背部の筋緊張は大変強い状態になっています。
したがって筋緊張緩和の治療を加えることもとても重要です。

うつ病になり易い人の特徴として、「真面目過ぎる」という事が挙げられています。
「○○しなければならない。」という思考が多いと思われます。
これは認知行動療法や交流分析を使うと改善することが出来ます。

前回のメールマガジンで書きましたように精神疾患が苦手な鍼灸師は多いです。
したがって精神疾患をマスターすると強みになります。
治療院の強みになるだけではなく、ご自分・家族・知人が精神疾患や自律神経失調症、不眠症になった時にとても役立つと思います。

精神疾患、特にうつ病になると、学校や仕事を休んだり、場合によっては辞めざるを得なくなったりすることもあります。
そのような人生が変わってしまうような状況を鍼灸治療で食い止めることが出来れば大変大きな価値があります。