相乗、束の間の触れ合い | ULTRA GOLDEN SUPER PREMIUM 「」

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移り気な季節、時代、人の心…。
流れ行くそれらを追い求めて彷徨う旅人の物語…ではありませんw

ヒッチハイク。


私は親指を立てたりスケッチブックに行き先を書いて掲げたことはないが、

今日、水を汲みに出掛けようとしていたところ、

駐車場の道路側でヒッチハイクしている青年逹がいた。


さて、タンクも積み終わっていざ出発!

という時に声を掛けられた。


話を聞くと、地元でおそらく一番知名度の高い

ホテルに行きたいとのこと。


私の行き先は水汲みとは別にもう一つあったのだが、

そことはやや方向が違っていた。


まぁ袖すり合うも多少の縁だ。


束の間のパーティーを組むことにした。


道中、話を聞いてみると福岡から来たというので、

意外な所で同郷の方と会うこともあるものだと驚く。



彼らは二人組で、声を掛けてきた方は非常に社交的。

会話のキャッチボールが普通にできていたのだが、

もう一人は終始無言。


もしかしてこれが今流行りのシャイな草食系男子ってヤツか?

去り際も無言で乱暴にドアを閉めていたなぁ。


別に恩着せがましく言うつもりは無いが、

礼儀は大事よ。



それにしても、彼らの行き先の有名なホテルはそこそこの宿泊費でしょうに

ヒッチハイクしないと到達できないとはなぁ。

もう少しお財布に優しいホテルはいくらでもあるだろうに、


などと、短時間の内に様々な人間模様が垣間見える

ヒッチハイクってのは奥が深いね。


人生初の良い経験となりました。