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ブスでごめんなさい

どこにでもいる女子大生のどこにでもある話



損な役回りだと思う。
損得勘定で友情は育めないが、そう思う。

いや、もしかしたら相手を友人と私は認めていないのかもしれない。


嫌で嫌で仕方がない。
頭によどんだ血が巡っていって、心臓から全身へと廻る。全身がだるく、指先が痺れたように動かない。


自分の弱さを見せつけるかの如くちょい出しするのが上手い女が世の中では珍重される。
そんなことくらい分かっているつもりだった。

本当につもりだっただけだと思い知らされた。


せいぜいそんなことが好きなのは男だけで、同性はちがうと思っていた。
腑抜けで間抜けな私は、いつの間にか、とんだダークヒーローになっていた。


打たれる個性、強いわけではない貧弱な精神に着せたはりぼての鎧が仇となる。


本当に弱い人間は弱さすらさらけ出せない。
知ってるよ、本当につらい人。



ギャルですか
処女ですか

それとも、ブスウツ女ですか



どうも。
雨の夜というのは自己開示欲が高まりますね。


どうやらおしまいの刻も近いようです


作家は夢を思い描き
製作者は夢を実現し
演者は夢に魂を吹き込む
観客はその魂に華を添える


一行を伝えたいがために起がはじまり起に魅力を持たせるために承に続く。
承は平凡な日常、それを幸か不幸かねじ曲げるのが転

結はやってくるのだろうか。

個性には寛容なはずだった。

十人十色だとか、うちはうち余所は余所だとか、そういう類いのものは他のひとよりも理解があるつもりで居た。


しかし今はどうだろう。
今まで個性として捉えていた性質がそう受け止められなくなった。


圧倒的なグレーゾーンは心からしてみれば完全アウトなレッドカードだ。一発退場で、おまけに乱闘も起きるかもしれない。


いまの時代傾向からしてみると珍しい種族であろうがここは日本。
珍種であるが故の節穴抜け穴、法さえも嘲笑う巧妙さ
己の利のみを押し通す汚れた精神は許されざる愚考なのだ。