こんにちは
只今、在宅介護真っ只中
相変わらず、毎日がドタバタです
さて、先日、父の用事があり、ドライブした時のブログを書きました
(その時の記事はこちら)
今日は、父が在宅生活になってから心掛けている
【父に対する声掛け】について書いてみようと思います
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父の在宅での生活は、楽しみでもあり、
自分の肉体のバランスをとることがとても大切になります。
今回の、父をオウチに迎え入れる際の準備の時、
楽しみな反面、『腰が痛いんだよなぁ…』という心の声もあり、
『お父さん頑張ってくれたらなぁ』という氣持ちも
少し膨らんでいました。
そして、始まって早々、夜中のオムツ交換の時に
腰のスジが捻った感じになるという…
オムツ交換の時、腰をあげてくれなくて、ため息
ベッド策を持ってくれなくて全体重がわたしの體にかかることに辛っと
なりながらやっておりまして。
その時のわたしは、
『父が頑張ってくれなかったら、わたしの體にとって負担になる』
『腰はニクヅキに要と書くし、
めちゃんこ體にとって大事な部分なのに、どうしてくれるのよ~』
っていう氣分になっていることに、
父の目を見ていて、ふと思いまして、
『お父さん頑張ってんじゃん精一杯してるじゃんか』と。
『わたしがお父さんの立場なら、そういう氣持ちで関わられていたら、
辛いし、イヤだし、頑張れないわ』と。
『もっとお互いが嬉しくなるような、
お父さんが頑張っちゃえるような会話をしよう』
と瞬間的に思いました。
そこから、父に
『精一杯してるのに、怒ってごめんね』と謝りまして。
そこから一変、とある声掛けをしました
『お父さん、在宅から施設に戻ったら、出来なくなることが増えて
ガックリするよねモチベーションなかなかあがらんなぁ
けど、施設の人はみんな精一杯してくれてる
じゃあさ、施設に戻ったとき、施設の人がビックリするくらい出来るようになって、
出来ることを出来なくなる生活ではなくて、
『頑張ってしてみようか』って言われるくらいになっちゃおー』と。
『お父さんは、毎日の一つ一つの行動が積み重なって少しずつ少しずつ出来るようになるんや
何か特別なことじゃなくて、1つ1つの生活リハビリの積み重ねが大切やねん
だから、オムツ替えるときにお父さんのタイミングで腰を上げてくれたり、ベット策を持ってくれたり、そんな些細な積み重ねがものすごく大事なことだから、出来なくても怒らないから、出来る範囲でやってみてな
それで出来たら喜びのハイタッチしよう
お父さんも嬉しいし、わたしもめちゃんこ嬉しいから一緒に喜ぼう
』と。
そしたら、お父さん、頑張ってくれるんです
喜びのハイタッチヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノも、結構しています
自分の中でも心がルンルンしてるのが分かる
そうして帰ってきてから1週間でリハビリの時ベッド策を持って
自分で座れてる状態に
そして、寝返りして横向き体勢で維持できなかったのが、
維持できるようになりました
前回の在宅中は、2ヶ月かかって出来ていたことが
1週間でですよ
スゴくないですか
今回も前回と同じで施設でコ○感染でリハビリ中止期間があったりしたので
大体の状況は同じ
前回に比べたらハイペースに出来ることが増えるという
こないだなんて、車イスに移乗をした後の父の一言
『すんばらしい~』
おやつの時には
『サイコー』と。
話せる言葉も少しずつまた増えてきて、わたしも会話が出来る喜びを感じています
さぁ、今回の在宅時には、何が出来るようになるかなぁ
わくわくするね、お父さん
(きっと、このブログを読まれたかたでも、
いいことばかり書いてると思われながら読まれるかたもいるのではと。
介護をするというのは、本当に大変なことなので。
わたしも常にこのテンションで介護を出来ているわけではありません
やっぱり、肉体的にはキツいのです
だから、お父さんとケンカもします。
イライラしてるお父さんと関わるときは
爪を立てられたりもします。
父はお腹がはって辛いときは、歯軋りしたりするので、
こちらの精神が辛い。。。と思うこともあります。
父にとって、出来ていたことが出来なくなるのは、
辛いし、切ないし、イライラすることもあると思うのです。
その思いをなかなか外に出せない辛さもあると思います。
特にしんどい時って、わたしたちだって、
『痛い』とか、『辛い』とか、言葉に出すのもしんどい時も
あるはずで。
そんな中でも1つ1つ不快を取り除きながら
毎日を過ごしています
例えば、父がお腹がはって苦しいときは、
お腹をマッサージして、オナラが出るように促します。
父は苦しいので抵抗してもきますが、
『ブッ』とオナラが出たら、喜び、
ちょっと多めのオナラが出たら、数も数えます。
そしたら、父も一緒に数をよんでくれて、
こんなにも出たわ~と一緒に喜びます
一つ不快取り除けたねって
まぁ、そんな感じで、深刻になりすぎず、
ちょっぴり笑いも取り入れながら、
お互いの體にとっても心地よさを取り入れながら、
毎日過ごしています。
わたしたちも、父に対して出来ることと出来ないことがある。
そんな中でも、お父さんに、
『お母さんと○○はお父さんのサポート、どれぐらい出来てる』と聞いたら
『100』と伝えてくれたことがあって。
意外な答えに、ちょっとびっくりしつつ。
父も色んな事を分かりながら、色んな事を受け止めながら、
1日1日を頑張ってくれていてるんだと思います
何だか話がズレてしまったようにも思いますが、
言葉一つで、現実が変わってしまうことって
わたしはあると思うのです。
わたしは、口先だけではなくて、
體を作り上げてくれてる細胞ちゃんたちにも
伝わると嬉しいなと思いながら、父と会話をします。
父を作り上げてる細胞ちゃんたちは、父そのものでもあるので。
奇跡って色んな起こりかたがあると思うけれど、
言葉も奇跡を起こす、人が持たされている1つのツールだと思っています。)
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今日もこうして目を通してくださった皆さん、
ありがとうございます