こんにちは
現在、父の在宅介護中ということで
しばらくブログをお休みしますとお伝えしていましたが、
父に『お父さんのことブログに書いていい
色んな人が見るかもしれないけど。どうかな』と伝えると
『うん』と言ってくれたので書くことにしました。
(もともと父のことは全く書くつもりありませんでした。
けれど、何となく本人の意思が確認できたら書いてもいいかなと
ふと思い立ち、今こうして書いています💡)
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私は、ここ七年ほど、ずっと看病や介護の生活をしています。
(過去のブログに記載しています)
祖父、祖母をあちらの世界に送り出し、
現在は父の介護。
父は脳出血で倒れ
急性病院→リハビリテーション病院→老健施設にお世話になり、
現在は老健施設にお世話になりながら在宅での生活もしています
父が倒れてから4年ほどは、祖母の看病と介護が重なり、
命に関わる治療をしていた祖母を
老健施設にお願いすることは(使っていた薬のこともあり)出来なかったので、
自宅で看病と介護をしており、
父のことは老健施設にお願い状態でした。
(それでも、今の世の中になって施設に自由に出入りできなくなるまでは
母と交代で父のお世話になっている施設に行き、
父に声をかけたり、体を撫でてあげたり、音楽を一緒に聞いたり、
ご飯を食べさせる介助をさせてもらったりと、
父との楽しみの時間を作っていました。)
父に関わることが出来ない時間が続いていたものの、
洗濯物の受け渡しの時に、A4用紙1枚に写真を貼ったり
絵をかいたりして、
ちょっぴり可愛いお手紙を施設の人にお願いして
読んでいただいたりしながらコミュニケーションをしてきました。
私も母も、父に父のことを信頼してること、
いつも思ってることを伝え続けてきました。
祖母の看病があって、同時に両方の両立は出来ないけど
『お父さん、頑張ってくれて嬉しい』と。
父に、このブログで、父のことを書いていいか確認した日
『うん』と頷き、『家族のお陰や
』と嬉しそうに伝えてくれて。
母も私もビックリするやら嬉しいやらで、3人で微笑みあいました。
(父は今回在宅になるまでは、こんなに言葉を発することが出来なかったので)
人は時に脆いものです。
(特に病気をして、以前と全く違う生活になったら
メンタルに与える影響は計り知れないと感じています。
病気だけに限らず、歳を重ねていくと出来なくなることも多くなると思いますが
そのフラストレーションから、生気をなくしていかれる方もおおいのではないかと、
この7年、色んな状況をみてきて感じています。)
心の支えがあるかないかで、
心身への影響はとてつもなく違ってくると感じてますし、
その影響は計り知れないとも感じています。
そんな中、父から出た一言
『家族のお陰や』
母も私も、出来ることを出来るようにしか出来なかったけど、
精一杯やれることをしてきて良かったねと心底思いました。
また、父のことは色々記事にアップしようとは思いますが、
父は、病気になってから、なかなか発語が出来ない状態でした。
約半年前に少し在宅した時は、ほとんど発語はなかったと記憶しています。
私は、個々を作り上げている細胞ちゃん達の底知れない可能性を
この介護生活に入ってから感じているし信じているのですが、
今回も父の介護を通しても、
そのことをあらためて実感させてもらえています。
父の頑張りにも、父を作り上げている細胞ちゃんたちの底力にも、
施設の皆さんのサポートにも
父と私たち家族をとりまく環境に感謝の気持ちでいっぱいです
只今、母も私も3週間のハードな在宅介護を父と一緒に頑張って、
父にはロングショートステイにいってもらっています。
(『やっぱり家はエエなぁー…』といって、
しょんぼりしつつも、ロングショートステイにいってくれました。)
つかの間の休息でしっかり体を整え、
次の在宅に備えつつ毎日を過ごしています
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今日もブログにお付き合いくださった皆さん、
ありがとうございます