「日本語を教えて欲しい」
と言われることは沢山あります。
でも、
全員に教えることはできないし
(気持ち的、時間的に)
教わる目的が色々あることも
(悪い意味含む)
知っていたので
これまで日本語をスリランカの人に
教えたことがありませんでした
しかし、最近
以前から仲良しの友達にはじめて
「日本語を少し話してみたいな」と
言われて、とっても嬉しくて
初めて教えてみました
シンハラ語で
十分コミュニケーションがとれるのに
(日本に行きたいとか、VISAが欲しいとか
そういう思いが一切なく)
日本語を話してみようと思ってくれるのは
本当にありがたいことです
そこで気付いたのは
私たち日本人が
シンハラ語を勉強するよりも
スリランカの人たちが
日本語を勉強する方が
何倍も、何十倍も難しいということです
「〜を、〜に、〜が」
過去形の活用の多さ
同じ言葉での意味の違い
そしてひらがな・カタカナ・漢字の数…
なので、
本格的に勉強するわけではないので
コミュニケーションが少し取れるよう
「主語」「目的語」「動詞」だけ
教えてみました
「主語(わたし、あなた、ぼく…)
は全部覚えるの難しいから
一人称は全部名前にしよう!」
(シンハラ語は「ママ(私)」
「オヤ(あなた)」
だけで済みますが日本語はそうはいかない)
「食べる、飲む、行く、来る…
スリランカ人が日常的に
使いまくる動詞のみにしよう!」
(過去形とかも無視)
「疑問系は難しいから、全部語尾を
あげるようにしよう!」
(丁寧語や謙譲語あってほんと難しい)
としたところ…
1日、1時間で言えるようになったのは
(語順が同じなので単語を繋げるだけです)
「◯◯(自分の名前)、
ごはん、食べる。
たくさん、たべる。
しずか、ごはん、たべるぅ?」
(スリランカで挨拶代わりに使われる
「ケーワダ?(ごはん食べた?)」です)
「◯◯(自分の名前)、さむい。
たくさん、さむい。
しずか、さむいぃ?」
破壊的に、可愛い
(道端の犬、可愛い)
おそろしいほど
片言の日本語が可愛い…
外国の人が話す
片言の外国語って
こんなに可愛いのか…。
私もそう見えているから
最初は子供みたいな扱いだったのか
(残念ながら今は違うけど)
と思ったり。
続けて教えてみたくなったのでした