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訪日客と案内表示

 最近、外国人観光客を目にする機会が増えてきました。



 今日も、山手線の車内で、両親と、10歳くらいの男の子、5~6歳の男の子の外国人の家族を見かけました。



 両親と10歳くらいの男の子は、それぞれ大きなトランクを、小さな男の子はスキー板を持っており、これからスキーに行くのか、あるいは帰国するのか・・・



 「それにしても大荷物。大変そう」



 と、思いながら見ていると、その外国人家族は、私と同じ駅で下車しました。



 ホームでは、父親が先導して、母親、子どもたちと後に続きます。



 先導する父親は、大きな荷物を抱えて、改札に向かう階段を登り始めました。



 もう少し先に行けば、エスカレーターがあるのに、気づかない・・



 エスカレーターの案内が、日本語表記なのでわからないようです



 後に続く母親と子どもたちも、大きな荷物を抱え、父親に続きます。



 ちいさな男の子も、スキー板を通行人にぶつけながら、必死に追いかけている。



 ようやく階段を登り切ったところで、小さな男の子の泣き声が・・。



 どうやら、転んでしまったよう。



 この家族にとって、日本の旅行の思い出が、「不便だったな~」「つらかったなぁ~」にならなければいいけど。



 せめてエスカレーターの案内が外国人にもわかるように表記してあったら・・・



 大きな荷物を抱えて階段を登らなくても済んだし、転ぶこともなかった。



 観光立国を目指す日本。



 2020年、東京でオリンピック・パラリンピックを開催する日本。



 お・も・て・な・しを実現するには、外国人の立場に立ってみて、改善していく点がまだまだたくさんありそうです。






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