先月10日は、チケットが手に入らず、ほとんど諦めていた辻井伸行さんのリサイタルに行くことができ、感無量…。




アンコール(4曲も!)を含め、どんな言葉でも表せないほどの感動でした。





24日には元々チケットを取っていた牛田智大さんのリサイタルにも行き、3月は2回も素晴らしい時空間に身を置けました。




辻井伸行さんのリサイタルは、リサイタル前日の夕方にチケットが届くという奇跡のような流れ込みのおかげで行くことができ、本当に夢のようでした。

断捨離®️のおかげと言っても、ほとんどの人は信じないだろうなぁ…。


辻井伸行さんの弾くピアノの、何にこんなにも惹かれるのか?

音楽を専門的に学んだことのない素人の私にはわからないけど、あえて言葉にするなら魂が込められている、という表現かなぁ…。


牛田智大さんのリサイタル当日、マウリツィオ・ポリーニ氏の死去のニュースを目にしました。

ポリーニ氏も私の大好きなピアニストのお一人。
いちファンでもショックなのに、牛田智大さんも、きっと深い哀しみの中におられたのでは、と案じながら聴きました。




アンコールがこの曲だったのも、偶然ではないと思いました。



牛田智大さんの演奏も、本当にすばらしかった。

特に楽しみにしていたのは、ショパン晩年の傑作、ピアノ・ソナタ第3番。

細かい感想はさておき、今思い返しても心が満たされる、素晴らしいリサイタルでした。

作曲家、ピアニスト、ホールのスタッフ、行かせてくれた家族、などなど。

このうえない幸せな時間を、ありがとうございます。感謝しかありません。