先日、北軽井沢のスイートグラスを予約しました

関東から沢山の人が訪れる人気のキャンプ場で

少し前まで予約が取れないと有名でした


ところが


1月の予約が始まる11月1日

成人の日の連休に行くべく予約をしようとして

うっかり予約開始時刻を大きく過ぎてしまった

やばいやばいとサイトを覗いたが

まだまだ全然空いている


更に、数日後

宿泊するコテージを変更しようとアクセス

まだまだ全然空いている

2年前では考えられなかった事態


キャンプ人気はブームが去ったと聞いたが

これはまさに「去ったな」と実感


他のキャンプ場やエリアがどうなのか

調べたわけではないのでわからないが

もし本当にブームが去ったのならば

キャンプ場経営者には申し訳ないけど

静かな本来の姿が戻って嬉しい


ブーム期というのは

マナーが悪い人が多いから

そういう人がいなくなるのは歓迎だ


陽が沈むと薪のはぜる音しか聞こえないような

そんな環境が好きな人が集まるのが

キャンプの良さだと思っている

自然と自然を楽しむ人たちが作り出す

節度ある雰囲気が良さだと思うのだ


盛り上がって馬鹿騒ぎする飲み会は

家の庭か居酒屋でやってくれ

百歩譲って夏はそういう人がいても仕方ない

そうなっちゃう季節だ

こっちも夏は近付かないので住み分けられる


しかしだ

秋〜春の寒キャンはそういうところじゃない


寒い中で揺れる焚き火の炎を眺めて

物思いにふけってみたり

原始からの人類の歩みに思いを馳せつつ

今生きている奇跡に感謝してみたり

そんなちょっと

関西人にサムイと言われるようなことが

許される特殊な神聖性があるのである


ブーム期はそれが壊されるのであり

何が嬉しくてあんな寒いところに行くかいと

家のコタツで丸くなってしまうのである


ブーム終了万歳