梅ちゃんねる
月期ドラマ ジャニーズ系5本こう見た 12年7月09日
◆梅田恵子(うめだ・けいこ) 1967年3月6日、東 京・豊島区生まれ。89年入社し、主に芸能担当。主なス クープは小泉今日子結婚、広末涼子結婚など。社内屈指の テレビおたくでややネクラ。 ドラマ、アニメ、歌謡曲、 80年代洋楽などがやや得意。辛口コラムでやや知られ、 10年から紙面等で「勝手にドラマ評」を展開。極度の偏 食で昼食はおひとりさまです。
2012年4月期ドラマは、中居正広、草なぎ剛、大野智、相葉雅紀、錦戸亮の5人のジャニーズ勢が主演を 務める異例のシーズンとなった。個人的なドラマ趣味で振り返ってみる。
抜群に面白かったのは、大野智主演のフジテレビ「鍵のかかった部屋」。無表情な錠前おたくが数々の密室ト リックを解決していく。 大野君といえば、これまで「怪物くん」みたいなコミカルな役の印象が強かったが、本作では正体不明な頭脳 派の色気。タレントは、役に恵まれるとこんなに変わるんだと実感させられた。「密室は、破れました」。「さ て、来週の密室です」。無表情なカメラ目線に毎週わくわく。役との出会いをきっちりモノにして、新しい魅力 を見せてくれた大野君のグッジョブ。
謎解き系だから、特に心に残る感動はないのだけれど、見ている時は文句なしに楽しいエンターテインメント の快作。貴志祐介氏の原作を、模型やCGを使ってうまくテレビ的に演出した制作陣のセンスもわくわくした。 映画化も決定したが、舞台向きの作品でもあるのでぜひお願いしたいところ。
ジャニーズ系5作品の中でもうひとつ、初回から最終回まで全話見たのは草なぎの「37歳で医者になった 僕」(フジ)。37歳の研修医から見た医療の現場モノだが、「古い価値観との対決」というよくあるテーマの ほかに、「自分のせいで病気になった婚約者」という葛藤も盛り込んだ。単なる熱血医師ではない深い葛藤を、 草なぎが丁寧に演じていた。「ヤマト」とか「両さん」とか、今や突飛な設定やキャラものばかりのSMAPの 中で、彼は今でも"普通のドラマ"で存在感を発揮できる貴重な存在。性格はキツいが優秀な研修医の水川あさみ や、婚約者役のミムラなどの脇役陣も良かった。特に、ミムラの底抜けの笑顔は、苦悩を際立たせて、なくては ならないインパクトだった。
相葉の「三毛猫ホームズの推理」(日本テレビ)は、赤川次郎の原作を読んでいる人にはちょっと物足りない 内容で進んでしまった印象。猫のホームズがマツコ・デラックスに化身するという設定についていけず、途中で 脱落してしまった。
バラエティータレントの個性がドラマをかき回すことに抵抗を感じる受け手は多いようで、日テレの番組審議 会でも、委員のお歴々からも「人間の言葉をしゃべらせちゃうという一番安易な方法」「選んだのがまた悪かっ た、マツコ・デラックス」などと指摘されていた。赤川次郎の原作にぬかりはないのだから突飛な演出は不要だ し、キャスティングの不評を背負わされたマツコも気の毒。子供向けの枠だからこそ、子供だましは目立つ。相 葉君には、マツコ猫との掛け合いではなく、原作の片山刑事の雰囲気作りに専念させてあげたかった。
錦戸亮の「パパドル!」は、テーマも予算も安い...。演技派なのに、ポテンシャルを持て余しているような役 どころが少々気の毒に感じた。
あっさり映画化決定する
って書いてあります(笑)
思い込みで書いちゃったのかな?
本トだといいね♪
Android携帯からの投稿