
先週の木曜日(2/12日)、Twitterサイト内で、"Don't Click"クリックジャックが発生した。
"Don't Click"というリンクをTwitter内に表示させ、ソーシャルネットワーキングの構造と、人間のとめることのできない興味によって、あっという間に広がったと見える。
上のグラフは"Don't Click"ジャックがどのくらいのスピードで広がったかを表している。 (Sunlight Labs提供)
確かに、「クリックするな!」なんて、リンクが張ってあったら、アマノジャクな人でなくてもクリックをしてみようと思ってしまう。
クリック自体、マウスを動かして右の人差し指を動かすだけだ。それだけのたいしたことが無い運動量と面倒さを「クリックしたいっ」という衝動とを比べると
(クリックの面倒さ + 面倒な運動量) < 「クリックしたい」という衝動
という構図になるだろう。致し方ないといえば、致し方ない。
さて、この"Don't Click"プログラムはページ内にiframeを作り、隠す。そして、ユーザーがクリックした瞬間にTwitterに自動ログイン。そして、そのユーザーのアカウントとして、知らないうちに同じ書き込みをする。というものらしい。JavaScriptもどうやら使われていないようで、なかなか興味深いことだ。