①②③④⑤大阪ビルディング(現ダイビル)は大正12年大阪商船(現商船三井)の本社屋を兼ねた大規模賃貸ビル建設のため、設立された。建て替え前の大阪ビルディングには竣工後、多くの外資系企業、イギリス、ドイツ総領事館、アルゼンチンなど総領事館も入居するも大東亜戦争突入後同盟国を除き退去させられた。大阪ビルディングに入居した邦人テナントでは大阪商船本社など数多くの大企業が入居していた。私も大昔このビル内でオフィスガールとして働いていた、懐かしい場所である。

➆➇フェスティバルホール:朝日ビルディングが運営しているからか、大阪ビルディング内で働いていた頃は昼休みに無料公開録画に出かけたりして楽しい思い出もあるが、ちょうどインターネットが導入された頃で残業残業の日々であった。テニスサークルやボーリングに誘ってもらっても休日は家で過ごしたいと、本を読んだり、音楽を聴いたりしていたように思う。

⑨⑩大同生命大阪本社ビル:下階よりも上の階が広がった独特のデザイン、2021大阪都市景観建築賞、大阪まちなみ賞第15回奨励賞、大同生命肥後橋ビル(旧ビル)の建て替えにより誕生。旧ビルのネオゴシック様式のテラコッタ外壁やチューダー式アーチ等の意匠を受け継ぐ。

名建築の探訪も心惹かれる。