「『あと5年だな・・・』の声が聞こえる」 Ⅲ 自らの判断と行動の基準をしっかりと持つ⑦ | いつでも5年間のLast Run

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何人かの先輩諸氏が「最後の60歳までの5年間はあっというまだぞ」と言っていた。「ならば、今こそなのだろう」後進のために、伝えるべきものを伝え、残すべきものを残してゆこう。と思ったのです。
それが「5年間のラスト・ラン」を思いい立ったきっかけでした。

 

今年最初の記事です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

4.「人間学」をベースに置いて物事を解釈する(続き)

 

ラストランの後半では、あの東日本大震災の巨大地震について思ったこともいくつか書きました。

 

そのなかでは、巨大地震があった丁度その時刻に、グラグラ揺れて、直ぐに停電になってしまい、真っ暗になった(盛岡市内の病院の)分娩室で出産をしたという、母親の話しも書きました。

 

その赤ちゃんの両親は、生まれてくる赤ちゃんが女の子と分かっており、かわいい名前を考えて いたのですが、その子が生まれた丁度その同じ時間にたくさんの人たちが尊い命を失って行ったことを思い、二人で考え、既に決めていた名前ではなく、「むすぶ」という一字をあてて「結(ゆう)」という名前にしたという話です。

 

「『命』は繋がっている。結ばれている。亡くなった多くの方々の尊い「命」の分をも受けて、生きていって欲しい」 という願いでそう名づけたのだそうです。

 

私は、ボランティア活動とか、被災地に向けた具体的な行動はしませんでしたし、出来ませんでした。しかし、亡くなった多くの方々や、被災地で、その後何年かの間、ものすごい困難の中で懸命に頑張り続けなければならない人たちのことを思い、私も今いるところで、自分が持っている自分らしさを発揮して、何か世のため人のためにコツコツと貢献して行こう、一隅を照らし続けて行こうと、真剣に考えたことも書きました。

 

そしてそれが、私にとっての、「チームニッポン」「がんばろう東北」の意味なんだと思ったことも書きました。

 

そして、そんな私は、2013年の3月20日をもって、65歳までの継続雇用はなしで定年退職をしたわけです。

 

今回はここまでです。
    
続きは次の更新ブログで・・・。

 

 

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