仕事は後輩に任せて、午後から病院へ。

 

前回のMRI検査が二度手間になった件に関して

行き違いがあったようですいませんとのこと。

 

実は違うのだ。

後日自宅のソファーの下から紹介状が出てきていた。

申し訳有りません。

 

MRI画像を見せられる。

「水分によく反応する画像です。真っ白に反応しています」

「あとは形に注目してください。CTの画像より横に伸びています。

 呼吸のタイミングで肺に押されて伸びているのですが

 悪性のしこりだと硬いので形はあまり変わりません」

「ほぼほぼ水の袋、嚢胞で間違い無いでしょう」

「嚢胞な場合、胸を開けてまでやるメリットがありません。

 胸腔鏡でいきましょう。そちらのほうがメリットが大きいです」

 

すっかり納得させられてしまった。

説得力のある話し方って、凄い。

 

その後は入院に関する説明へ。

何かにいくつかサインをしたり、IPadで問診票を書いたり、

ビデオを見させられたりした後、改めて看護師から呼び出される。

 

「肺を膨らませる練習をしましょう」

「この器具をくわえて、息を吸ってください」

「メーターの一番上までメモリが上がればOKです」

 

やってみると、思いの外簡単だった。

 

「・・完璧です!若いから問題無いですね~!」

 

かわいい看護師さんに褒められて、デレデレしてしまう。

独身のおっさんって悲しい生き物なのだなぁ。

 

そのまま入院から手術後までの説明を受ける。

購入が必要なもの、スケジュールなど細かく決まっているようだ。

わからないことがあれば聞いてくださいというので質問。

 

2つほど聞いてみる。

・T字帯ってなんですか?

・尿の管って抜くとき痛いって聞きましたが・・?

 

「T字帯は紙でできたふんどしみたいなものですねー。

 手術後に目覚めたときはそれを履いてますよ。大丈夫です!」

 

大丈夫じゃないです。恥ずかしいです。

 

「あははは、私たちは慣れているんで大丈夫ですよ!」

 

えー、あなたたちは大丈夫でもこっちは恥ずかしいので

僕的には大丈夫じゃないです。

 

「おしっこの管も、入れるときは麻酔が効いているので

 痛みはありません。

 抜くときは多少痛いって方もいるみたいですね。

 でも大丈夫です!」

 

だから、痛いし恥ずかしいし、全然大丈夫じゃないんですけど。

 

「そうですね。恥ずかしいですよね。大丈夫じゃありませんね・・」

 

失礼な話かもしれないが、若くてかわいい看護師じゃなく

ベテラン看護師ならそこまで恥ずかしくないかもしれない。

 

「わたし、呼吸器の入院病棟担当なんです。

 また会いましょうね・・!」

 

どうやら恥ずかしい入院生活になりそうだ。

 

 

本日の会計

¥8,020