仕事が楽で簡単そうに見えるのは?・・・
皆さま こんにちは。祝日の日 いかがお過ごしでしょうか。連休の方もいらっしゃれば、今日お仕事だった方もおられると思います。またまた・・・しばらく日にちがあいてしまいました。。。。今回は ちょっと古いお話なのですが・・・「しごとをとりかえたおやじさん」 ノルウェー昔話をご紹介したいと思います。 山越一夫 再話 山崎英介 画 福音館書店あるところに それはそれは気難しく、怒りっぽいおやじさんがいました。おやじさんは年中 おかみさんにやり方が気に入らないとがなりたててばかりいます。ある日のこと、おやじさんがいつものように おかみさんに怒ったところ 「私がやることが気に入らないのなら あんたはわたしの代わりに家の仕事をしてくださいな」とおかみさんが言いました。大喜びでそうすることにしたおやじさん、翌朝、まず、バターを作ることにしました。途中、ビールが飲みたくなって・・・地下室に・・・ビール樽の栓を抜いた途端 台所でぶたの鳴き声が聞こえてきました。バター桶が心配になり、大急ぎで戻ると・・・・バター桶がひっくり返りクリームが床に。。。。ビール樽の栓を持ったままのおやじさん、あわてて地下室に戻ると~~ ビール樽が倒れてビールの海が出来ています。。。とにかく、ごはんまでバターを作っておかないと。。。とおやじさんはクリームをかき回し始めました。ふと、「牛」に朝ごはんをまだあげてなかった事に気が付きます。もう時間もかなりたっているので、草ぼうぼうの屋根に放すことを思いつきました。と、その前に水を飲ませようと思いつきます。赤ちゃんのお守りもしながら・・・だったので、バター桶を背中にしょって水を汲もうと体をかがめたとたん あ~~~クリームが桶から流れ出して体じゅうクリームまみれになってしまいました。もうすぐごはんの時間なのに、バターも出来ていません。しょうがない!!「おかゆ」でも作るか・・と鍋に水を入れ暖炉につるします。と・・その時!!「牛」が気になりました。落っこちたら大変!!そこで・・・おやじさんは・・・・なんとロープを牛にくくりつけ、もう一方の端を暖炉の煙突から下へ下げてロープの端を自分の体にしっかりと結びつけます。おやじさんはおかゆを作り始めると・・・屋根の上の牛が滑って落ちてしまいます。そうすると・・・・おやじさんは??? 絵の通り。。。上に引っ張られて煙突の中へ吊り上げられて お互い宙ぶらりん状態!!!おかみさんが戻ってきてびっくり仰天。牛がぶら下がってます!! 鎌でロープを切ってあげると牛は地面に落ち・・・・おやじさんは・・・・ とここでお話はおしまい。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ このおやじさん、ある日ぽっと「家の仕事」をしようとしたものの、 とにかく行き当たりばったり・・・な様子。 結局何も成し遂げずじまいでした。 普段、牧草の刈り入れの仕事をしているおやじさんが家に帰ってごはんが食べられ、 ビールが飲めて、日常の生活を送れているのも、おかみさんが工夫しながら だんどりを考え、やってきたからなのでしょう。 家庭の主婦業をこなしている方がたもそうですよね。 外から見る人が「これくらい簡単だ!!」と思えるのは、その陰に実際に 携わる人の工夫と努力の賜物だと思うのです。 これはどんな仕事にも言えることなのではないでしょうか? 〇〇の前になんで△△をするの?と不思議に思った人、これには実は ちゃんと意味があるのです。 これは実際にやっている人がより効率的に進められるように「編み出したやり方」 なのです。 そして・・・もう一つ 1つ1つの事を完結できないまま・・・あれをやり、これをやり・・・・ といった感じのおやじさんでしたね。 まず、バターが出来るまでビールはぐっとがまん!! そして・・・ビールの栓はまずしめて・・・ だけでも結果は違ったでしょう。 仕事を並行してすることは日常的に普通にあるかと思われますが、 「1つ1つの動作の集中力」も実は大事なのでは?と思うのです。 これは 私はまだまだ努力中ですが・・・何気なくやって「あれっ? これやったっ け?」と戻って確認する事もあるあるです(苦笑) これがなくなると「時間のロス」も防げますね。 ところでこの絵本の最後のページの「絵」がなかなか良いので 興味が沸いた方は是非 図書館 などで見てみて下さい。 きっとおやじさんはおかみさんのことを見直したのかな?(そうだといいな・・・) と思います。