クマガイソウ | Goハイキング&備忘録

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4月20日に高縄山で植物観察会がある予定でしたが、四国で4月17日震度6弱の地震があり中止になってしまいました。21日は皿が嶺にも行こと思っていた計画は来年に持ち越しになってしまいました。ここ数年クマガイソウがたくさん咲くお宅に寄らせていただき楽しませていただいています。しかしクマガイソウは去年に比べ今年は激減していました。

 

 

クマガイソウ

 

袋状になっている花びらの一部を、源平合戦の頃に武将が身に着けていた「母衣(ほろ)」に見立て、より大きな方を「青葉の笛の一騎打ち」で勝利した熊谷直実にちなんでクマガイソウ、小さな方を敗者である平敦盛にちなんでアツモリソウと名付けた。

 

 

 

花は花茎の先端に一つずつ咲き、側花弁2個、唇弁1個と萼片2個が上下にある。袋状になっているのが唇弁で、淡い白色に紅紫色の斑紋が入る。側花弁と萼片は淡い緑色。上側にある萼片は唇弁に雨が入らないよう蓋の役割を負っている。

 

花の様子からチョウチンバナ、キツネノチョウチンなどと呼ぶ地方がある。条件がよければ直径10センチほどになることも。

 

クマガイソウの葉は、上方の2枚が長さ20センチほどの扇型になり、放射状のヒダ(葉脈)が目立つ。下の方の葉は鞘状になり、上下で葉の形がまったく違う。  (文章は庭木図鑑 庭木ペデュアより参照させていただきました。)