閲覧ありがとうございます!!


本日は、スターバックスの『闇』について

解説させて頂きます。


先ず初めに、スターバックスが日本に来たのは

1996年(奇しくも私が、生まれた年です)

関係ないのにごめんなさい。笑


当時はタバコの吸えないカフェはほとんどありませんでしたが、女性にも来やすい禁煙のカフェ。

そして外から中が見える様にデザインがされ、女性人気が高いカフェとしてスターバックスのブランドを確立して行きました。

そしてそれがスタバの強味でもあります。


有名な話ですが、コーヒーの味だけではマクドナルドの100円コーヒーの方が美味しい。

などと聞いた事がある方も居られるかと思います。


そうなんです。

スタバはコーヒーは結果的に売っているだけで、サードプレイス(雰囲気や居心地の良さなどの空間)を売りにしているんです。


スターバックスはフランチャイズでの事業展開をせず、全て直営店。というのも有名な話ですが、フランチャイズだと、どうしてもオーナー様の収益を考えて座席数を増やしたり回転率を上げる為に接客が疎かになるのが分かっているからこそ、フランチャイズでの展開をしないのです。


入り口にマグカップなどが売っており、列が出来る方向にメニューやパンが並んでおり、店員さんは忙しくない時はショートトークを挟み、お会計の時にパンなどは如何ですか?とアップセルをするマニュアル。

こんな細かい事をパクれば良いのに恐らくほとんどの方は気付きもしないのが現状です。


そして利益率15〜20%という脅威の利益率。

これは飲食店をされている方ならばわかると思いますが、サードプレイスを売りにしているからこそ、通常の飲食店の利益率5〜10%程という数字を遥かに超えた利益率にしております。


そして何よりも税金です。


例えば、

日本で100円で仕入れて200円で売ったら利益が100円で、約半分は税金で持っていかれちゃいますよね。


スタバはこれを100円で海外に豆を卸し、そこから日本に150円で仕入れて200円で売る。

そうすれば、日本での利益は50円ですので、仮に半分が税金でも25円だけです。


同じ200円で売っても払った税金は25円も安くなっているのです。

これは、『脱税』では無く、『節税』の手段として色々な会社でも行われている方法です。


ここまでは有名な話もあり、知ってる方も多かったのでは無いでしょうか。


ですが、スタバは全世界に3万5000店以上あり、そのほとんどは大通り。

旅行などでも直ぐに見つかり安心して行けます。

世界どこに行ってもスタバはアプリでチャージして購入出来るのでその国のお金を持って無くても買えますよね。

そしてアプリにお金が残ってしまうので、またチャージして注文するので心理的にリピートさせられてしまいます。


皆さんがチャージをするので、スタバには常に1,800億もの残高が溜まっているとも言われています。


普通の企業だと銀行に利子を払って借りるか、債券を発行して利子を払うか株式を交換するか。といった所だと思います。


ですが、このチャージした1,800億円は払い戻しもできないので間違いなく売上になります。

なのでスピード感を持って店舗数を増やせる。という事です。


次回スタバを利用する際は、ちょっとだけ意識をして周りを観察して見たら他にも面白い気付きもあるかもしれませんね。


閲覧ありがとうございました!!