閲覧有難う御座います。


本日は、世界的に有名なスポーツブランド

NIKEの闇に迫って行きます。


NIKEは、「Just Do It.」をスローガンとして掲げ、常にスポーツブランド界の先頭を走って来ました。


NIKEが有名になった理由は、10代〜20代前半を主にした徹底した『ターゲティング』と『マーケティング』です。

この、NIKEのマーケティングについて解説します。


NIKEのマーケティングを語る上で、技術力や細かなマーケティングなどは、もう良いです。

NIKEのマーケティングは大きく1つだけ。


徹底的に相手の感情にシンプルに、

「お客様の潜在的なニーズに響くメッセージを込める」という事に尽きます。


・炎上しているスポーツ選手をCMに起用。

人種差別をはじめとした、政治的メッセージの盛り込まれたコマーシャルを果敢に打ち出す。

・シンプルなロゴマーク。(文字すら入れないロゴはNIKE初だと言われています。)

若い層をターゲットとして、オンラインでの販売やアプリを使ったキャンペーン。


などなど。

時に炎上したりナイキの不買運動が起こりますが、

「何かを信じろ。たとえそれで全てが犠牲になるとしても」というメッセージと共に、攻めた広告・マーケティング戦略を打ち出して来ました。


結果的に40億以上のメディア露出価値を生み出し、オンラインショップでの売上を伸ばして行きます。


ここまでだけでも、他の企業には中々真似出来ないやり方だと分かると思います。


そしてスローガンである「Just Do It.」

日本語に訳すと『とにかくやってみよう』


これは死刑囚の言葉からインスピレーションを受けて生まれたキャッチフレーズです。


1970年代

当時のアメリカを含む世界では死刑反対の風潮が強く、死刑制度が停止されていたような状態でした。

強盗殺人で死刑囚となったゲイリー・ギルモアは弁護士を通じて死刑を要求し全米から注目されるなか執行されます。

銃殺刑か絞首刑かを選べたため、彼は銃殺刑を選びます。

そして死刑の直前の「let’s do it」のつぶやきへとつながっていきます。

日本語に訳すと『さあ、やろうぜ』

ここから「Just Do It.」が誕生!!

日本では、死刑囚の言葉からインスピレーションを受けて考えました。と言うだけで大炎上ですね。

この、トコトン攻めたマーケティングで世界トップのスポーツブランドにまで成り上がりました。