先月に某ブロガーと少々トラブルが起きた。

初っ端から結論を言ってしまえば、客観的に見てこちらには非や落ち度は一切ない。

全て相手側からのあまりに一方的で、独り善がりな難癖に過ぎなかった。

全く以て、いい面の皮である。

 

そのトラブッた相手ブロガーを仮に「S」と呼ぶ事にする。

Sの書いてる記事の傾向は主に、保守・愛国的立場から、政治・社会に対する批評を書いている。

そして女性であるという事以外、Sの素性は何も判らないが、少なくとも公開している情報からだと、どんなに若くとも推定で40代以上ではないかと。

ハッキリしない以上、そういう前提で話を進める。

 

それにしても、Sの政治・社会や歴史認識などの主義主張は、細部においてはともかく、大筋においては筆者と概ね一致しているだけに、そのような相手からこのような理不尽極まる仕打ちを受けたのには、何とも残念に思わずにはいられない。

 

 

 

 

事の発端は先月、Sのブログで筆者が三件の記事に同時にコメントを書き込んだ時の事である。

勿論どれも至って普通の書き込みで、誹謗中傷とか嫌がらせとかの、悪意あるコメントなどではない。

それらが三件ともいつまで待っても一向に承認されず、コメント投稿後に新記事が更新されたので、どういう訳なのかをS本人にメッセージで尋ねてみた。

 

以下がその遣り取りで、青字が筆者のメッセージ、赤字がSのメッセージである。

便宜上それぞれ、特定されないように編集してあるが、大筋においてほぼ原文のままである。

 

 

 

【筆者のメッセージ①】

日付:2023年09月14日 09:00

件名:理由は何でしょうか?

 

 

Sさん、おはようございます。晋十郎です。

 

 

URL①

 

URL②

 

URL③

 

 

上記三本の記事にコメントを書き込んでから、彼是一週間以上が過ぎましたが、未だにコメントが全て未承認状態のままである理由は何でしょうか?

 

三件とも誰かの気分を害したり、公開するのが躊躇われる内容だとはとても思えません。

ですので一体何故承認されないままでいるのか、皆目見当が付きません。

 

何か承認するのにまずい理由がある、というのであれば、その理由を聞かせて下さい。

もし特にこれと言った理由もないのでしたら、Sさんが返信するしないは別として、せめて最低限、コメントの承認だけはそろそろ願いたいです。

 

 

 

【Sのメッセージ①】

日付:2023年09月14日 23:17

件名:Re:理由は何でしょうか?

 

 

唐十郎様

 

 

理由は、とても不快に感じたからです。

 

だから未承認にしました。

 

 

 

【筆者のメッセージ②】

日付:2023年09月16日 09:17

件名:はて?

 

 

「とても不快に感じた」とはどういう事でしょうか?

今思い返してみても三件とも、「とても不快」と言われるような内容とはどうにも思えませんので、そのように言われるのは甚だ心外です。

 

そこまで言うのでしたら、どの箇所がどう気に障ったのかを、具体的に指摘してもらいたいと思います。

具体性が一切なく、「不快だから承認しなかった」だけでは、根拠がサッパリ分からず、単なる言い掛かりにしか聞こえませんので。

 

 

 

【Sのメッセージ②】

日付:2023年09月16日 12:55

件名:Re:はて?

 

>どういう事でしょうか?

 

とそうやって執拗に書いてくる。

 

人それぞれ皆、色んな感情がありますよね。考え方も十人十色です。

心外っていうのもあまりにも自分勝手だと思います。

 

私からしたら、あなたのコメントは御託を並べていると感じました。

こうやって執拗に、私が不快に感じたコメントについてメッセージが来ることも心外です。

 

>そこまで言うのでしたら、どの箇所がどう気に障ったのかを、具体的に指摘してもらいたいと思います。

 

不快に感じた文章をそのままにしているとでも思っているのですか?

不快に思った時点で削除しています。

 

一番最初にコメントを下さった返信をよくご覧ください。

そこに答えがあります。

 

 

 

以上が一連の遣り取りである。

実に独善的でヒステリックな言い種である。

自分自身の事を一切棚に上げた、自分本位なSの論法にはただただ呆れ、唖然とさせられた。

単に未承認のまま放置されているだけかと思っていたら、まさか全て削除されていたとは夢にも思わなかった。

 

あまりにも身勝手過ぎるSの言動には筆者もさすがに癪だったので、メッセージで更に反論しようかとも思ったが、このような理性に乏しい相手では、まともに話が出来そうにないなと思ったので、結局それ以上の追求を止めた。

 

まず最初にこちらから問い質した時に、素っ気なく「とても不快になったから未承認した。」とだけ。

さすがに「何だそりゃ!?馬鹿にしてるのか!?」と言いたくなった。

そういう時はどこがどう不快に思ったのかを、具体的に明かすのがせめてもの礼儀だろう。

全くハッキリ言わなかったからこそ再度尋ねる羽目となったのにも関わらず、自分の説明不足を棚に上げて、筆者の事を「執拗に聞いてくる」などと非難して来るのには呆れ返った。

説明責任をきちんと果たしていない奴に、しかもたった二度目程度で「執拗」呼ばわりされるイワレなどない。逆にこちらこそ、

 

「二度も聞かれたくないのなら、ちゃんと一度で判るよう、きちんと説明しろ!!」

 

と言いたくなった。

 

おまけにSは「人それぞれ色んな感情がある」だの、「考え方も十人十色だ」だのと、実に手前勝手な論法を展開し、図々しく自己正当化を図って居直った。

もっともこれは結果的にSの自爆となった。

この論法を持ち出したせいで図らずも、Sは墓穴を掘る事となってしまったが、愚かなSにはその自覚などありそうにない。

それに関しては後述する。

 

本当に心外だからこそ心外だと言ったら、「心外っていうのもあまりにも自分勝手だと思います。」などと、ヌケヌケと言い放った。「自分勝手なのはどっちだ?」と言いたくなる。

 

そして「不快に感じた文章をそのままにしているとでも思っているのですか?不快に思った時点で削除しています。」というのも実に非礼でふざけているではないか。

百歩譲って当該のコメントを不快に思って削除するにしても、ならばそのコメントだけで良かろう。

他の全く別内容の記事に書き込んだコメントまで、併せて削除する必要があるのか?

ここまで行ったら単なるヒステリーか、あるいはメンヘラの精神疾患である。

 

まったく・・・・この女はどれだけ自己中心的で身勝手なのか・・・・

 

 

 

それより更に前に、Sのブログ内の某記事に、筆者は初めてコメント投稿をした。

その時の遣り取りが以下のものだが・・・・

 

 

 

【筆者の記事への初コメント】

晋十郎:2023-07-09 13:53:07

 

どうも初めまして。

 

(中略)

 

ただ・・・・気になる箇所が二点ありますが・・・

 

(以下、加筆修正)

 

>>>漢民族が支那を支配した期間は全部合わせて、シナの歴史全体の約四分の一程度<<<

 

>>>唐や清は女真族の王朝<<<

 

 

これらの箇所ですが・・・・

 

まず唐王朝の皇帝であった李氏一族は女真族ではなく、女真人とは別の遊牧民族である「鮮卑(せんぴ)族」という民族です。

 

そして「漢人王朝の時代が支那史の中で四分の一程度」とは、終点は恐らく現代だと思われますが、起点をどの時代にしているのかが不明確なので、よく分からないです。

 

(中略)

 

これらを合計すると凡そ800年にもなるので、始皇帝の天下統一時を起点としているならば、全体の四分の一どころではありません。

 

 

 

【Sの筆者への返信コメント】

S:2023-07-10 00:00:36

 

>晋十郎さん

 

初めまして。

 

一年半以上前の記事にコメントを頂きありがとうございます。

 

残念ながらこの動画は、現在見る事が出来なくなっています。

短時間(6分位)で色々とわかりやすく教えてくださる動画だったんです。

 

文字起こしした記事なので、私もシナの歴史について詳しくわかっておらず、申し訳ないのですがご質問にお答えする事は出来ませんのでご了承願います。 m(__)m

 

 

 

この初投稿時の遣り取りはこれだけである。

筆者のはコメント原文の大意を損ねないよう注意しながら、中略したり、原文を修正した。

 

誤解されないよう念の為に言っておくが、中略や修正をしたのはあくまでも、どこの記事のコメント欄かを特定されない為と、冗長になるのを避ける為に、話の本筋とは関係ない、不要だと思えた箇所を削っただけの事に過ぎない。

決して自分にとって都合の悪い部分を隠蔽した訳ではない。

くれぐれもそういった「ゲスの勘繰り」はしないでもらいたい。

 

しかしSの返信の方は全体的に短く、全文そのまま抜粋しても支障はなさそうなので、一切手を加えずそのままとした。

 

 

Sの言ってる事からも分かる通り、書き込んだ先の記事は、貼り付けた動画を土台とし、動画の説明を文字起こしした記事である。

その元となっていた動画が既に削除されてしまっているので、筆者の話にまともに返す事が出来なくなったという訳であるが。

 

それで暫く経ってから、再度この記事にコメントを書き込んだ。

Sの手で無言で削除された挙句、今となっては内容をハッキリと憶えていないが、うろ覚えながら凡その内容の趣旨は以下の通りである。

 

 

 

【筆者の記事への再コメント】

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

再びこちらへやって来ました。

 

そうでしたか、動画が消えてしまい、もはやこれ以上の話を続ける事は叶わなくなりましたか。

ならば残念ですが仕方ありません、ここに書き込むのはこれ位にしておきましょう。

 

ただそれならそれで・・・・前回コメントでも指摘しましたが、「唐は女真人の王朝」云々は明らかに違う、という事だけは言っておきます。

これは元動画がなくとも断言出来る事ですので。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

Sによれば、上記の筆者の同一記事への再コメントが、癇に障り不快になったという。

そして何が不快だったかの答えは、メッセージで「一番最初にコメントを下さった返信をよくご覧ください。そこに答えがあります。」と言っていた。

つまり上記【Sの筆者への返信コメント】にあるというので、「そこを読み返せ」との事だが、論理的な説明が全く出来ていないので、いくら読んでも一向にハッキリと判らない。

こんな説明(にもなっていない説明)で判ると思い込んでいる辺りがどうかしていると思うのだが、それでも強いて推測するならば・・・・・

 

 

① 「記事に書いてある記述の誤りを指摘された事に腹が立った」という事であろうか?

 

② あるいは「元動画がないから詳しい事は何も話せない」と言った後に、再びコメントされた事自体に気分が悪くなったという事であろうか?

 

③ はたまた①②の両方なのか?

 

 

考えらえる可能性と言ったら、この三点のどれか位しか思い当たらない。

本当に、「もっときちんと説明しろ!相手側に推測の手間を掛けさせるような言い方をするな!」と言いたくなる。

 

しかし本人も、「私からしたら、あなたのコメントは御託を並べていると感じました。」などと言っている位だから、恐らくは事実誤認を指摘された事で、まるで筆者に恥を掻かされ、面子を潰されたかのように感じた事が、動機として一番可能性が高いのではないかと思う。

もしそうだとしたら、何ともつまらん面子に拘った、度量が狭く、了見のケチ臭い輩である。こんな奴でも一端の愛国者や保守を気取っていられるのか・・・・

 

 

結局どれにした所で、普通一般の基準で言えば、別段不快に感じたり、怒り出したりする程の事でもあるまいが。

ましてや無関係な別件コメントまで一斉に削除したくなる程の事か?

これではまるっきり、感情を抑制出来ないガキ、またはメンヘラの精神疾患の対応ではないか・・・・

 

このような人間性であるが、その割にSのプロフィールの自己紹介欄と、SブログのTOPページ上部に表示されているメッセージボードを見ると、以下のようにある。

 

 

 

◉Sのプロフィールの自己紹介欄から一部抜粋◉

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

在日朝鮮人、シナ人ばかり優遇するな!言論弾圧、いい加減にしろ!

ここは日本だ、お前らの国ではない。少し遠慮しろ!

絶対に許せません。十数年の全記録を一方的に全て削除するのは、違法との事。

違法との事ですので、今度は告訴します!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

◉SブログのTOPページに表示されているメッセージボードの全文◉

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

ここは日本国。言論の自由がある。

何の通達もなしに削除したら、今度は訴える!

知り合いの弁護士もいる。はったりではなく本当に訴えます!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

以上の事からどうやらSは、過去に自分のブログを理不尽な理由で一方的に削除されたという、何とも屈辱的な苦い体験があるらしい。

ただ詳細な経緯など全く知る由もないので、本当にSの側に非や落ち度は全くないのかどうかまでは断定出来ない(寧ろこういう人間性では、本当に相手側に非があったかどうかも怪しいが)。

 

本当にそういう腹立たしい思いをしたのならば、他者に対して同じ事ようなをすべきではなかろうに。

普通一般的な基準から考えると、到底不快になるとも思えないような事で訪問者のコメントを無言で一方的に削除するなど、常識的にあり得ない事ではないのか。

 

先に筆者は、「「感情・考え方は人それぞれ・十人十色」式の身勝手な論法を持ち出した事で、結果的にSは墓穴を掘った」と述べた。

その理由が上記の、S自身が過去に「言論弾圧」とやらの被害に遭った事に対する怒りをぶちまけているからである。

 

 

いいかSよ・・・

 

「人それぞれ」論法、「十人十色」論法なんかを持ち出して盾に取るのなら、お前のブログを削除した相手の思考や行為だって、お前自身の言い出した「人それぞれ」「十人十色」だろうが。

そしてそれに対してあれこれと苦情を言うのは、自分勝手な事になるんだよな?

だったら一方的に削除されたからって、苦情や恨み言を吐き続けるのは止めろ。

これってメッセージでお前が言ってた事だぞ?

自分で言っておきながら、何も矛盾を感じないのか?

 

自分の口から言い出しておきながら、このようにブーメランになって自身に突き刺さっている事、自分で自分の首を絞めている事に全く気付けていない愚か者だから、本当に自己中心的で頭が悪いと言わざるを得ない。

 

故に「人それぞれ」式、「十人十色」式の論法など安直に持ち出すべきではないのだ。

それを盾に取って居直る以上、相手が同じく盾に取った時も、相手の手前勝手ぶりも認めねばならなくなるからだ。

すなわちそういう論法はまさしく両刃の剣となり得るのだ。

 

じゃあSよ、そういった理不尽に対して憤るのであれば、お前が筆者に対してやった事は何だ!?

客観的に見て削除に値するような理由も全くなく、黙って削除したお前の行為は、筆者に対するれっきとした「言論弾圧」以外の何物でもなかろう。

 

しかもお前は「何の通達もなく削除するな!」とか喚いていながら、筆者に対してはコメントを三件も一斉に、無通告で削除しただろうが。

そんな事を平気でやらかしておきながら、他者の同様の行為をあれこれと咎められた義理か!?

 

そんな輩が自分のしでかした事を棚に上げ、他者に向かって、やれ「言論弾圧、いい加減にしろ!」だの、「ここは日本国。言論の自由がある。」だの、「全記録を一方的に全て削除するのは違法」だの、「何の通達もなしに削除したら今度は訴える」だのと、非難する資格があるとでも思っているのか!?

 

つまり何か?他人が自分の「言論の自由」を奪うのは一切許さんが、逆に自分が他人の「言論の自由」を奪い、踏み躙るのは許される、とでも言うのだろうか?

だとしたらあまりに身勝手過ぎて、人を馬鹿にしている。

 

まったく・・・・一体どの口が「言論弾圧」だの「違法だから訴える」だのの台詞を吐くのか・・・・「ダブル・スタンダードも大概にしろ!!」と言いたい。

 

 

だがそうは言うものの、傑作な事に何の因果か、どうやらSの奴は現在、記事を運営サイドから二度も三度も削除されたようで、思わず「ザマーミロ!天罰だ!」と言いたくなった(笑)。

正当性がどっちにあるかなど、そんな事はこの際どうだっていいし興味もない。

まさしく因果応報と言うべきで、筆者に対して為した理不尽な行為が、自身にも跳ね返って来たようである。

 

 

 

もっともこういう手合い、すなわち愛国者を気取っていながら言動の品性が低劣な輩、普段のいかにも立派そうな主義主張と人間性が反比例しているような輩は、何もSに限った話ではない。

 

筆者は拙ブログを今年7月上旬頃に開設したばかりなので、ここアメーバブログでこそ日は浅く、まだ一年どころか半年すらも経過していない。

だがアメブロ以前にYahoo!ブログでは既に11年もやって来たから、ブログ歴自体は結構長くなる。

ただYahoo!ブログは運営サイドの決定でブログサービスが完全廃止となり、数年前に全てのブログが完全閉鎖された為、今となってはもう跡形もなく消えてしまっているが。

 

そんなヤフーブログ時代は11年にも及ぶ長期間だったので、それこそ色んなブロガーと交流もしたが、決して良好な事ばかりでもなく、不愉快な出来事や残念な出来事、今でも後悔している失敗なんかも色々とあった。

 

過去に数多くの政治系のブログに書き込み、議論や激しい論争なんかも何度も重ねて来た。

そういった相手の中には、議論の本筋とは全く関係のない動機から、筆者に理不尽な怒りをぶつけて来た相手もいた。

あるいは冷静で理知的な議論をする能力と、自分とは異なる見解を一旦は受け止め、理解しようとするキャパシティ(受容力)に欠けるので、論破された逆恨みなんかも手伝って、たちまち筆者を敵認定して噛み付いて来るような輩もいた。

 

しかもそれらは思想信条的にはパヨク陣営ではなく愛国保守陣営、すなわち筆者と同じ側に立っている者たちばかり、一端の国士を気取っている者ばかりであった。

逆に思想信条的には筋が通ってなくてトチ狂ってるパヨクの方には、少なくとも最低限の礼儀だけは弁えていた者も多かった。

 

本来ならば愛国保守系の者こそそうでなくてはならないのに、無駄に攻撃的で、僅かでも自身の気に入らない言動を取った相手には、忽ち血相を変えて喧嘩腰になる。

これは何も在野の無名の一般人ブロガーに限った事でもなく、社会的地位と名声のある有名人ブロガーにもそういう残念な手合いがいる。

 

 

実際に筆者が過去に体験した不快な出来事を思い出せば・・・・

 

今となってはもう昔の話だが、何度かブログにコメントを書き込んだ事のある相手から、ある日突然何の前触れもなく、冷淡で慇懃無礼な態度を取られ、訳が分からずさすがに面喰ってしまった。

その相手とは何と、世界遺産にまでなっている某有名神社の宮司を務める者であった。

有名神社のトップというだけでなく、長らく政治的な愛国活動にも携わっている事もあって、愛国保守界隈でもそれなりに名の通った人物である。

 

理由を尋ねたら問答無用で削除するという、あまりの理不尽さ、筋の通らない非礼ぶりには、とても神職、しかも歴史と格式ある有名神社の宮司のする事とも思えなかった。

後日人伝に聞いた話によれば、その宮司は何やら筆者の陰口を叩いていたらしく、筆者の事を「保守に偽装した左翼」などと扱き下ろし、罵倒していたという。

実際にその教えてくれた人から、証拠となる画像まで見せてもらったのだから間違いない。まったくもって、呆れた輩である。

 

しかし相手の是非善悪は別として、理由をいくら考えても一向に思い当たる節がなかったが、ある日「そうか!ひょっとするとこれだな!?」と気付いた事があった。

 

それはその宮司も頻繁に訪問していた人のブログで、ある時筆者がとある歴史上の人物の事を扱き下ろしてしまった事があった。

その歴史人物は宮司にとっては崇拝の対象と言ってよく、そんな筆者のコメントをきっと偶然に目撃したのだろう。

考えてみればそれからである、筆者に対する宮司の態度が急に変わったのは。

 

まったく・・・・何て度量の狭い、大人気ない奴なのかと呆れ返り、情けなくなった。

特定の歴史人物に対し、どう評価しようが筆者の自由であろう。

別にアンタ自身の事を貶した訳でも何でもないのに、何故こんな仕打ちをされねばならないのかと腹立たしく思ったものだ。

 

筆者の見解が間違っていると思うのならば、論理を以て理性的に筆者の誤りを正せば良かっただけの事だろう。

それすら一切なく、筆者は「隠れ左翼」などと藪睨みでイワレのないレッテルを貼られ、問答無用で一方的に敵視されていたのであるから、まったくもっていい面の皮であった。

 

 

別の例では、筆者のブログに折角良いコメントをくれたのだが、その者のコメントを書き込んだ先の記事内容が、そのコメントに相応しくなく場違いだったので、「そこじゃなくて別の記事コメント欄に書き込んで欲しい」と要望を伝えた所、忽ち血相変えて逆ギレし出したのである。

そして筆者に対して、「ワケ分からん、手前勝手なルールを強要するな!」みたいな支離滅裂な恨み言をぶつけ、書き込んだコメントを全て削除して行ったのである。

 

その直後に自ブログ内で、腹癒せに筆者に対する逆恨みの世迷言のオンパレードといった品性下劣な記事を書き、見苦しい憂さ晴らしをしていたのであるから、これにはさすがに唖然とさせられた。

 

 

以上の例を挙げた二者は極端な例であるが、この二人程に極端ではなくとも、理性や知性に欠け、議論能力がなく、内面も未熟な、安っぽい国士気取りの愚か者は結構いた。

この二者を始めその手の者たちは、思想信条の方向性では、筆者とほぼ一致するブロガーたちであっただけに、実に残念な思いだった。

 

そして素顔はこういう低劣な人間性でも、やれ愛国だの、皇室尊崇だの、皇位の男系男子継承護持だの、憲法改正だの、国防だのと一端の事を口走ってさえいれば、周囲もそれなりに国士扱いして持ち上げてくれたりするのであるから、何ともはや・・・である。

日頃は如何に立派そうな主義主張をしているからと言って、いざという時に顔を覗かせる素の人間性や品性までもが、必ずしもそれに見合ってるとは限らないという現実をまざまざと知らされたものだ。

 

だからこそ此度のSとの一件も、そんなに意外でも驚くべき事でもなく、長らく味わわずに済んでいたような類の事を、久々に体験したといった所である。

しかもこちらにブログ開設して早々であるから、何とも幸先の悪い出来事だなと思った。

 

 

 

取り留めもなく長くなってしまったが、そろそろいい加減、無理にでもオチを付けて終わらせようと思う(笑)。

 

こういう筋の通らない不快な目に遭うのは、出来れば二度と御免蒙りたい。

そして何も政治系記事に限らず、あらゆるテーマの記事でも、「批判や異論反論の類は一切認めない」などという狭量な姿勢は、是非ともやめてもらいたいものだ。

 

ブログというかネット上に、どんなものであれ自身の見解を公開した以上、それは世界中の人間の目に晒される事となり、世界中のあらゆる人間からの賛同だけでなく、同時に批判や反論も来る事も覚悟しなければならない。

そういう覚悟もなく、ましてや自分は日頃から散々他者を批判しまくってるくせに、いざ自分が批判・反論されたら理性的に対応せず、途端に度を失って、日頃の主張と真逆の振る舞いをするのは、あまりに身勝手でみっともないだろう。

そんなだったら、「ハナから偉そうな事を言うな!」と言いたくなる。

 

 

 

以上だが、こんな極めて私的で、つまらない話を延々としてしまい、何とも恐縮である。