(→その1からの続き)

前に書いた新設の住宅展示場がオープンし、
所長のKさんと担当のMさんはともにそちらに転属となった。

そのモデルハウスの階段が、我が新居とちょうど同じ寸法である。
平らで四角い踊り場2段で曲がる階段なのが、うらめしい。

今まで住んでた家と比べると蹴上げが3.5cmくらい低い。
これだけ違うと、体を持ち上げる感じがだいぶ楽だ。

しかし、じいちゃんや姉の観察結果から、
階段は下りるほうが厄介だということは、明白な事実だ。

下りてみる。
うわっ、奥行が足りない! 第一印象はそんな感じだった。

段差が少なくなって余裕が出た分は、
前方に進みたいという欲求となって、還ってくるのだ。

つまりもっと足を前に出したいのである。

踏み面220ミリに縮小均衡してしまったのは
いかがなものだったか。今が健常だからそう思うだけか。

我が家では実現できなかったが、
踏み面240ミリがベストだという結論の正しさを
いまさらながら噛みしめるのであった。

(→その3に続く)