近頃は工場で壁パネルを作っておいて、現場では短期間で
組み立てるという方法をよく見るけれど、
我が家は、大工さんが時間をかけてコツコツ作っている。

ツーバイフォー工法だが、特徴的だなと思ったのが屋根。
平屋部分の屋根と、2階の屋根とで、作り方がまったく違う。

2階の屋根は柱や梁で組み上げられており、
見かけは、よくある工法の屋根構造という感じで
横から見たら『介』の字のような5角形である。

一方、平屋部分は壁材を天井で覆って、まずは立方体の躯体にする。
そしてその平らな天井の上に、改めて屋根を構築する。
横から見たら、□(四角)の上に△(三角)が乗った構造である。

こうした構造にしているのは、
1階の間取りに関係しているように思う。

平屋部分は割と大きなダイニングキッチンで、
一部は勾配天井になる。こうした空間を実現しつつ、
屋根を支える下部構造の強度を確保するために
まずは立方体にしたのでは、と素人考えを巡らせている。

だいぶ形が見えてきて、まもなく上棟である。

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平屋部分の屋根(作り始め)

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平屋部分の屋根(次の日)

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2階の屋根