自分はソフトウェアではあるけれど、設計の仕事をしていたので
分かるのだが、いったん仕様が確定した後の設計変更は、
内容によっては、とてつもなく大ごとになることがある。

建築に例えて言うと、ちょっと壁の造りを変更したいといったら
土台から作り直す必要が出てきた、という感じ。

工程の手戻りが大きすぎる場合は、変更不可能ということもある。

自分が社内利用部門からの設計変更要求を受けた時などは、
影響が小さくても、「こういうことは困るんですよね」と
嫌味を言う役をやったこともある。ホント迷惑なことなのだ。


追加変更契約の調印直前に、引戸を開き戸に変えた箇所があった。
その時の検討が甘くて、よくよく考えると、開き戸にするなら
扉の位置をもう少しずらしておくべきだったと、後になって気付いた。

調印済みだけど、まだ建方工事には入っていない。
でも変更を申し出ると、メーカーには嫌がられるだろう、と想像した。

図面を書き換え、壁材の寸法を変え、建具の発注を変更し、と
余計な作業がいろいろ出る。それに伴ってミスが誘発されるのも心配。

とはいえ今回自分は建築主なので、要望はきちんと伝えなければならない。
費用や納期に影響が出る可能性は理解し覚悟しているけれど、
事情が想像できるだけに、なんだか後ろめたい気持ちである。