会社の後輩に神社の息子がいた。
彼の結婚式は、実家から貸衣装の十二単を持ってきて
花嫁に着せた。新郎は神官装束の狩衣と冠で、
さながらお内裏様とお雛様であった。
その写真を当時独身だった女性に見せたところ
いたく感心したようだった。
数年後、お坊さんと結婚したと彼女からメールが届いた。
あの写真が彼女の婚活に多大な影響を与えたことは間違いない。
なぜか写真を見せたことに責任を感じてしまった。
さて、自分は不信心だと思ってはいるが、
やはり神式の地鎮祭はやる。
解体で廃材が飛んだことと結びつけるつもりは全く無い。
でも、この先なにか事故でも起きたとして、やってないと、
「ほれ言わんこっちゃない」と後ろ指を指されるが、
やっておけば、同じ事故が「この程度で済んでよかった」と
なるだろう。
そんな打算を持ってはいたが、やってみると
何となくホッとした気持ちになったので、やはりご利益はある。
姉が退院して家族3人そろって臨めたのが何よりである。