自分が住んだ家の解体を見るのは悲しい。
前に一度経験がある。

中学卒業の頃だった。8歳まで住んでいた家を解体した。
重機で壊す場面は見た記憶がない。
よく覚えていないけど、見るのを避けていたのかもしれない。

現場に足を踏み入れたのは、建物が撤去されて土台だけになってから。
こんなに狭かったかなぁ、と思い出しながら歩き回った。

33年ぶりに同じ思いをするのだろうか。
姪のKがあの時の自分と同じ歳だ。
見に来るかどうかわからないけど、来たら感想を聞いてみたい。

通常2週間ほどの工期だそうだが、10日間で終わらせるという。
わりとギリギリかも、と解体業者が言ったのを耳にした。
営業さんのスケジュール調整のしわ寄せを受けたみたいだ。
これが現場の声というやつだろう。

余談だが、引っ越し後の旧居には鍵を掛けておいたけど、
解体屋さんはそんなことはモノともせず作業を始めていた。

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 晩年は雨漏りに悩まされた旧居