雑草 | 或るひとつの物語

或るひとつの物語

不定期に詩を載っけます。



刈り取られた草


それはもう死んでいる



へその緒を引きちぎられた
泣けない胎児のよう


花を咲かすことなく

種を作ることなく


ただ生きた場所が悪いと
運命のせいにして


どこにも飛んで行けない


化学物質の匂いを嗅ぎながら
火葬される日を待つ