更新です。

 

私の住んでいる地域は、雪は積もっていませんが氷点下の朝を迎えました。

 

朝から暖房全開の我が家。

 

今日は、父が仕事の日です。

 

すっかり寝坊した私。

 

双子妹の弁当が間に合わず、昼食代を渡しました。

 

父は、朝一番から起きていつものルーティーンです。

 

雨戸を開けて、母を起します。

 

夜寝てくれない!と認知症の方がおられるご家庭の悩みをよく聞きました。

 

我が家では、朝早く起きる父が母を起すので早くから就寝しています。

 

夜、寝てくれるだけでもありがたい!

 

ここは、父に感謝ですね。

 

同じルーティーンを続けてくれる父。

 

でも、母にもルーティーンがあります。

 

寝ぼけた顔で身支度をします。

 

父が前日に準備した服に着替えます。

 

必ず、父に言われる事が…

 

パジャマ脱げよ!

 

服を着るとなると着ます。

 

そのまま、脱ぐことをしないで…

 

促されて初めてパジャマを脱ぎます。

 

そして、ブツブツ何かを言いながら着替えます。

 

着替えが終わると洗面台に行き、うがいと髪をとかす。

 

母のルーティーン。

 

父は、朝食をコーヒーとバナナのみ。

 

母の朝食は、以前はパンを焼いてコーヒーを入れてヨーグルトの準備をしてくれましたが私が交代しました。

 

バランスよく食べて欲しいので、玉子を焼きパンを焼きヨーグルトにハチミツをかけミルクコーヒーで朝食を食べます。

 

お弁当を作る日は、お弁当のおかずを出します。

 

母のルーティーンは、朝にパン、昼前に小さなおにぎりか雑炊、昼ごはん、おやつ、晩ご飯前に果物、晩ご飯。

 

目の前にあるものすべて食べてしまうので、小分けにして出します。

 

その合間にも飴を食べます。

 

氷砂糖を1日5個までと決めています。

 

リンゴは、皮をむいて出します。

 

みかんも食べ方を忘れているようで皮のまま出すとそのまま置いてあります。

 

むいてお皿に入れて出すと食べます。

 

イチゴは、葉を取らないとそのまま食べてしまいます。

 

色んな事が少しづつできない、分からなくなった母。

 

父が仕事の時は、午前と午後を私が一緒に居ます。

 

休憩に帰ってきた父が昼間に休憩しながら母と一緒に居ます。

 

ウロウロするな!と怒られながらリビングに居ます。

 

時々、階段の下に来て

 

2階の人?誰かいる?おーいい!

 

呼んでいますが諦めてもらうために返事はしません。

感覚で2階にいると分かると階段を上がろうとします。

 

階段下につけている柵を力づくで動かして…

 

1人で昼間は、さみしい思いをしていると感覚が付きデイサービスに行けるようになって来ました。

 

昼間は、デイサービスに行く方が楽しいのでは?と思い始めている母。

 

そのルーティーンが固まりつつあります。

 

行動的に初めての事に対してすごく、抵抗があります。

 

ルーティーンにはめてしまうとおかしいぐらい馴染みます。

 

帰りたい!も最近、違います。

 

帰るわ!

どこに?

家やん!

どこの?

…家ないの?

 

今までは、このまま落ち込み泣きまたは怒り家を飛び出すでしたが

 

ここに住んでんの?

そうや!

迷惑かけてるなぁ~死ななあかんな!

大丈夫!迷惑かけてたら言うから…それに死なんでも年齢考えて87歳やで!

そうかぁ~そやな…ごめんなぁ迷惑かけます。

 

落ち込むけど、切り替えが早い時もあります。

 

何か手伝おか?

 

あと少し、同じことを繰り返すことで母の中でルーティーンができるようです。

 

今は、家の中に干した洗濯を濡れたまま取り入れようとすることを阻止することがルーティーン。

 

手伝って自分も干したばかりの洗濯を秒で取り入れなければ!と思うようで父に怒られています。

 

父も意地になり少しでも触ると怒ります。

 

私は、触っている母に声を掛けます。

 

濡れてるやろ?

ほんまや!今干したん?

そう!まだ乾いてないし、乾いたら畳んで!

分かった!

 

これを繰り返します。

 

忍耐と根性のルーティーン化。

 

記憶にない事も何となくさっきも聞いたような?と思ってもらえるように…

 

向き合う心で理解する。

 

でも、子供の対応より忍耐がいります。

 

腹立つ気持ちを抑え、待つ、寄り添う気持ち。

 

やさしさでできた人になりそうです。