~雑なあらすじ~

元潜入捜査官のニコールキッドマン宛に、いわく付きの郵便物が届く。それは17年前の潜入捜査の事件に関わるもので。ニコールキッドマンは単独で非公式に捜査を始める。



・まずは…いつも自分が好むタイプの地味な感じの映画となってます。なので派手で華麗なアクションは0です。派手な映画かと思われてた方には残念だったと思います。



・良かったです。非常にシリアスでハードボイルドで泥臭くて。



・思った以上に…ニコールキッドマンが泥臭いです。本当に。「えっ?これ…ニコールキッドマン?そして主人公?」ってなるんだけど…見てるうちに好きになる。



・決してチート(無敵)主人公じゃないです。もうボロボロです。そもそも…アル中にしか見えないし、よく殴られたり、蹴られたりしてます。



・こういった映画の男性版はよくありますが、女性版は珍しいです。女性主役のアクション映画はもちろんありますし、女性刑事役の映画もありますが…


・全くヒロイズムがない(ヒロイン感が0)

・本当に泥臭い。

・↑アクションにも当てはまります。ありがちな華麗なアクション皆無です。

・主人公のニコールキッドマンを綺麗に見せようと全くしてない。

・邦題の「ストレイ・ドッグ」(野良犬)がぴったりのニコールキッドマン氏。



・本当のタイトルは「デストロイヤー」だと思いますが、邦題のストレイ・ドッグの方が良いですね。



・泥臭いと何度も書いてますが、それは映画における「現在」の話で。その分過去のニコールキッドマン氏は、いつもの綺麗なニコールキッドマン氏です。



・ニコールキッドマン氏が「17年」という歳月を体一つで演じられてます。…化粧の力も凄いですが声とかね。こういうのは役者冥利に尽きるんでしょうね。



・映画としては派手さはなし。効果的な音楽が途中に入るだけ。



・でももっと説明的なシーンを減らして、もっと主人公が無口で行動で示す内容だったら、完璧にハードボイルドで尖った作品になったかと思います。自分の好みとしてはそういうのが好きですけど。まぁ誰が見ても分かる話になってます。




非常に長文になってますが、最後に今作「ストレイ・ドッグ」を撮られたクサマカリン監督というと、「インビテーション」という映画も撮られてて…自分はそのインビテーションも面白くて好きでした。映画インビテーションも面白いので、未見の方は是非②…☺️


↓↓こちらもオススメ。監督クサマカリン氏

 

 

 

 



以上です。最後まで読んでいただいてありがとうございます。



ここをクリックすると、公開中の阿房宗児の作品につながります。無料ですので見て頂けると幸いです。