
このところクマ出没が東北を中心に頻発している。
特に秋田県では、9月の半ばですでに、1285件にのぼり、
これは去年昨年の同時期の1.8倍なそうな。
クマが里に下りてくる原因については色々言われているが、
山中にクマの餌となる、栗、どんぐり、クルミなどがほとんどないからだという。
また餌がない理由については、気候変動による不作とか
山が荒れて栗やどんぐりの木が少なくなっているとか
あるいは山の木を切って、メガソーラーを造った弊害とも言われるが
いづれにしても、えさ不足が原因のようだ。
しかしです。
これはわたしの素人考えだが、餌が不足すると
個体数は減るのではないかと思っている。
だってえさ食料がなければ、生き物はすべからず生きられない。
栄養失調じゃ、子供だって生まれないとちゃうか?
江戸中期以降の人口を調べてみると、
全国の人口はほぼ 2,500万人~ 2,700 万人の間で推移しており、
江戸時代後期は、前期から一転して人口の停滞期であったことがわかる。
その理由は、農業生産の拡大には限度があったことと、
この時代の気候が寒冷期であり、頻繁に飢饉があったことがあげられている。
このように、たとえクマであっても、食糧が不足すれば個体数は増えない。
どちらかと言うと減る。
しかし現実に、里に下りてくるクマの個体数は
少なくとも秋田県では2倍近くなっているということは
個体数は減っているが、あるいは変動はないが
クマが山に住みずらくなっているとわたしは考える。
戦後70年、日本人は山をわがものと考え、金になるともくろんで杉ばかりを植えた。
ところが、植えたはいいが外材に押され、杉はまったく金にならない。
必然的に、山の手入れを怠った。
クマやサル、鹿たちの食い物も極端に少減って
彼らは山に住めなくなってしまった!
言うまでもないが、山は人間だけのものではない。獣たちの住処でもあるのだ。
だからどんぐりや栗の木も相当数残せばよかったのだ!
売れなくても杉の伐採や枝打ちをして、陽光や風通しよ良くしなければ山が死ぬ。
クマやイノシシ、鹿や猿などが里に入りてくるのは、人間が彼らの住処を奪ったしっぺ返しでもある。
クマはオヤジともいわれ、山の神でもある。
その山の神が怒っているのだ!
そうです。もののけ姫の物語が実際に起きていると考える。
だから、そのうち、イノシシに乗った「もののけ姫」が登場するか
あるいは、クマに乗った「金太郎」がのし歩くかもしれない。
わたしの脳細胞がそんな風にささやいている。