あれから1年たったんですね…。

あの日、あの時。
ちょうどお茶の時間前で、入所者の方がお部屋から食堂に移動する時間だったので、杖やシルバーカーの方が転ばないよう、揺れるなか職員皆で走り回った…。
お手洗いにいた方は手すりに掴まって立ったまま泣いていらした。水がじゃぶじゃぶ溢れてた…。
そのあと、エレベーターが止まったので、入浴してた方を運びあげたり、ご飯をバケツリレー形式で上にあげたり、いろいろしたあと、子供のいる職員は先に帰してもらったけど、車は全く動かず…。結局、学校までたどり着けず、子供たちは学校に泊まりになった…。
動かない車のなかでみたワンセグ。はじめて津波の被害の甚大さをしり、涙が止まらなかった。


あれから1年。

東京公演、東北特別公演、その後、全国をまわって、命の大切さや生きる素晴らしさを訴えてきた、ユタカンパニー。

そのユタカンパニーが帰ってきてくれました!!

ちょっと、過酷すぎるんじゃないの…ガーンというスケジュールを、ほぼキャス変なしでこなしてきたカンパニーの皆さん。

お帰りなさい!!


今日の舞台は本当に素晴らしかったです。

セリフ一つ一つが、胸に染み込む…。
客席も、熱い拍手、そして涙、涙でした。
劇場全体が一つになって、東北に熱い思いを届けられたかな…。



まだまだ復興には時間がかかるけれど、頑張ろう、日本!!ですね!!