別れる夫婦と別れない夫婦の分水嶺 特集100例 VOL.2
第111回 熟年離婚は、夫が悪い?
福岡離婚塾(りこん塾)の水田です。
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征夫さん(仮名64歳)は、奥様から離婚を請求されて困っています。
これまで奥様と二人の子ども育てるために必死に働いてきました。
広告関係の仕事だったので帰宅は深夜になることも多く、
休みの日は取引先の接待に努め、家庭を犠牲にして働いてきました。
その甲斐あって、同僚よりも早く一戸建ての家も買うことができました。
子ども達も順調に大学へ進み、一人立ちをして就職しました。
征夫さんの会社は、60歳が定年です。その後は、嘱託になり65歳まで
働けます。
ところが、定年を迎え、これから好きな旅行を妻と一緒にできると
考えていた矢先に「私と別れて下さい」という一言が、
人生を狂わせました。
征夫さんは、まず妻と話をしました。
つれない会話です。
征夫さん: 「なぜ別れなければいけないのか?」
奥様: 「常にお金のことばかり話していた」
「子どもの事を考えけくれなかった」
「子ども達も賛成してくれている」
征夫さん:「離婚して生活はどうするのか?」
「年金だけでは、生活ができないぞ」
奥様:「生活の目途は、たっている」
「一人になりたいだけだ」
征夫さん:「家族のために働いてきたが・・・」
確かなことは、熟年離婚を言い出すのが
女性から多いという事実は、何にを語っているか?
長がーーい結婚生活のなかで、女性の心で
発酵した考え方とでもいえるものが、言わせる一言は
根が深い分変更できないものかもしれません。
それに、年金分割ができるようになったことも
女性の背中を押す一つの理由といえるかもしれません。
征夫さんは、長年奥様と一緒に暮らしてきたのに、
奥様の心を読み切っていなかったということになるのかと
思います。
女性が、決断するための時間は、長いのです。
年金分割制度:離婚等をしたときに、厚生年金の標準報酬を
当事者間で分割することができる制度です。
平成19年4月からスタートしました。
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