親の相続で子どものいない夫婦といる夫婦は修羅場になります! | 水田耕二の相続現場ブログ

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遺言・相続セミナーで100名の方に「遺言を書いたか?」アンケートしました。
結果は、ゼロでした。
相続の手続きが必ず必要な方に情報が伝わっていないと
実感した瞬間でした。
だから、遺言と相続の現場で起こっている情報を書きます。

子どものいない夫婦の相続特集100例 VOL.47


第107回 親の相続で子どものいない夫婦といる夫婦は修羅場になります!



福岡遺言塾(ゆいごん塾)の水田です。


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興味のある方は、気軽にご参加ください。


智子さん夫婦にはこどもがありません。

智子さんの妹は、子宝に恵まれました。

その子供たちは、孫として親に色々と買ってもらいます。

しかし、この孫たちが相続の現場でも遺産の恩恵に与るのです。


智子さん夫婦は、高齢になった親の見舞いと介護のために時間を見つけて

実家に立ち寄りました。

親も智子さんたちが、寄ってくれることを楽しみにしていました。


ご両親が亡くなった時、智子さんは最後に親孝行ができたと

密かに喜びをかみしめていました。


その思いがある種の怒りに変わったのは、49日に納骨が

終わって直会の席でした。

妹さんが智子さんに父の掛けていた保険を解約して

葬儀費用に当てたいから協力してほしいと印鑑をついたのです。


ところが、保険は4通もあって妹が代表して受け取ることに

なっていたのです。それを、智子さんに教えずにです。


さらに、父親の自筆の遺言書があることを告げられました。

あれだけ見舞いにいっていたのに、父は話してくれなかったのです。

遺言の内容は、実家を妹に相続させるというものでした。


なにか、親と妹に騙されたような気がしました。

自筆ですから、家裁の検認が必要になります。

その時に、また何か別の遺言でも出てくるような気がしていました。


その不安は、当たっていたのです。

父は、もう一通の遺言を書いていたのです。

内容は、妹の孫に教育資金として貯金を遺贈するというものでした。


両親は、いつも兄妹仲良くとしてくれと口癖のように話していました。

しかし、相続の現場では、すべて妹の家族が相続するように

なっていたのです。


智子さんは、どうすべきだったのでしょう?

ご両親は、相続をどう分けたかったのでしょうか?

今となっては、どうしようもないのでしょうか?


ご両親は、預貯金の管理を誰にさせるのかということを

まず最初に考えるべきでした。

その人を財産管理人として指定する方法があります。


そう、「任意後見契約」です。


そのうえで、遺言書を書いておくべきでした。

しかも、遺産に漏れがないように1通にするべきでした。


遺言書で晩年にお世話をしてくれた子供に手厚く遺産を

分けるようにするべきでした。

自筆の遺言書でもいいにですが、何通も遺言書を書くことは

相続人に混乱していたのではないかと不安な気持ちを

相続させることになります。


世の親御さんは、気を付けましょう。



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