総合病院Fの初診日

パンパンに腫れ上がった足の針生検をしました。

ただ触るだけでも痛いこの足にぶっとい針を刺すのかと思うと怖くなりゴネてしまいました。

膝裏から神経ブロック注射をしてみるというので渋々受けることに、

5〜6回ほど針を刺しては、バチンッ!!
痛みと音にもビクビクし、途中何回か局所麻酔を追加してなんとか終えましたが、終わった頃には涙目でした。
その日の検査でバイ菌が入って足が腫れてるのではなさそうと診断され、取った組織は病理検査に出しました。

そして、2週間後に結果を聞きに行きました、

診察室に入ると、なんか深刻そうな顔をした看護師が同席していました。
変な雰囲気を感じながら入室して、先生から説明がありました。

「先日の病理検査の結果ですが、
 滑膜肉腫という軟部組織のがんです。
 腫瘍は8センチの大きさで、
 深部まで達しており
 リンパ節への転移が考えられることから
 ステージⅢに分類されます。」

その後、淡々と治療のことなど説明されました。
AI療法のこと、イホマイドによって妊孕性を失う可能性があること、アドリアマイシン心筋症、精子保存、抗がん剤によるその他の副作用、セカンドオピニオン

気づいたら涙が止まらず、細かい説明は覚えてません。

こうして、結婚して2ヶ月で
がんサバイバーとなってしまいました。