鎌倉へ | オバサンのブログ

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東京の片田舎在住
つい最近ハマった多肉植物や
メダカ飼育
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写真にぞっこん惚れてます♡
オバチャンの blogですので 誤字は御勘弁を



薄曇り?

青空が優勢?

暑くなく

寒くなく

紫陽花はまだ少し先

今日がチャンス

とばかりに

行って来ました

いざ

鎌倉へ


目的は

横浜に暮らしていた叔母のお墓参り

数年前に

茨城のオーシャンビューの介護施設へ

娘夫婦と入居

その金額がハンパない高級介護付き老人ホーム


叔母は私の父の妹

父は42歳で逝ったけど

叔母は101歳で先月天寿を全うしたのです

実家は山梨の山の中の貧乏百姓

なのに嫁ぎ先はかなりの資産家

玉の輿ってやつ

したがって

そのお墓は

場違いな洋風のお墓で立派!!

墓碑の前の石板には

竹中直人さんの自筆サインがありました

叔父とお付き合いがあったようです


このお寺さん

鎌倉の由緒あるお寺だったのです

聞いて知る人は少ないだろうけど

長谷寺と大仏さんのお寺の間に有る「光則寺」







朱塗りの山門を潜ると

本堂があります



ここは

鎌倉時代

北条時頼の側近の宿屋光則(やどやみつのり)の自邸で

日蓮聖人が北条時頼に「立生暗黒論」を進献する時に取り次いだとされていて

その碑がありました


その進献が認められず

日蓮は佐渡送りとなりますが

その時に弟子の日朗上人も幕府の監視下におかれ

この宿屋光則邸に幽閉され

その土牢が700年前のまま

この光則寺にありました



こんな石階段をけっこう上ります


上がりきった突き当たりに

その上牢はありました

岩をくり抜いた牢です





牢の中

こんな中に閉じ込められ

冬の寒さや夏の暑さは

絶え難かったでしょう

虫も居ましたよね〜きっと


日蓮聖人は佐渡流しの自分の事より

弟子達の安否を気遣う手紙をかいたそうで

それが宿屋光則の心を動かし

日蓮聖人に帰依するのです

そして宿屋光則は

日朗上人を自邸に迎えて開山したのです

日朗上人は日蓮聖人の六大弟子の一人でした


と…

そんな歴史の有るお寺でした

お墓参りのついでに

観光しちゃいました


そのまま帰るのも勿体無いので

20年前に訪れた長谷寺に寄りました


長谷寺から先は

また明日にします