atelierへの送水補修

  集水桝

 

 水源からatelierまでは 2ヵ所の桝を経由して水を送っていますが 2ヵ所目の集水桝近辺から漏水があります

 

 

 送水管から集水桝を経由し 配水管で送っていますが 土手から水が漏れています 火曜の朝 雪が舞ったので 濡れている場所が良く分かります 半年前に気が付いたのですが 来春にと思い放っておきました  このままですと崩落しますので天候を見ながら直すことにしました

 

 

 

 最初に桝を直し 様子を見てから 管を点検しようと考えました

 

 送水管の水を漏斗で排泥管へ送り 中を洗いました 漏斗へ水を落としているのが送水管で  斜めにカットしてあるのがオーバーフロー管です 排水管は漏斗の陰で見えません 管から下の桝内部が傷んでいます 水中ボンドで一部補修していますが 効いていません 内部補修は後回しにして 外側から直します

 

 

 蓋を戻し 周りを掘り 外面を洗浄しました

 

 

 手前がオーバーフロー管です 奥に溝を掘り洗浄水を逃がしています オーバーフロー管のアップを見ると接合部分に植物の根が食い込んでいます 

 

 

 全体の傷みもありますので 周りにモルタルを詰めることにしました

 

 5cm厚位の型枠を作れば良いのですが 管の下部にもモルタルを回さなければならず 面倒なので 土が湿っているので これを利用して 周りに練った土を貼り付けます(写真左) そして ある程度モルタルを流したところ(写真中・右)で 周りから石を詰め込んでモルタルを持ち上げます そうするとモルタルは少量で済みます

 ポイントは石を詰め込むときに 桝から5cm以上離すことです

 

 

 

 

 最後に体裁を整え養生しました このまま来週まで放っておきます

 

 

 田舎暮らし

 

 atelierまでの通路の補修をしています

 

 

 前回まで直した所の手前は基礎部分が露出していて崩れそうです その手前はすでにクラックが入っています 

 

 

 

 型枠を再利用します

 この方法が良いのか また 効くのか分かりませんが とりあえず露出部分を押えます

 

 

 私の田舎暮らしは 家も古くatelierとしている場所も35年も前に やめた父のエノキ施設を改造しています  

 当初計画では これ程 修理・修繕を行う予定ではありませんでしたが 今回は基礎の崩落があり やむなく行っています 

 そもそも論から言えば 基礎をブロックで積むこと自体に無理があるのですが 当時の経済状況を考えると最低限の経費で何とか作ったのでしょう あの頃は誰もが貧しかった様な気がします