16 妊婦健診が恐怖に変わる(マタニティライフとヨガ)
後期流産の後、
割と早く妊娠したこともあり、
心の切り替えが早くできた、と
思っていました。
一度目の妊娠では、
妊婦健診はエコーで胎児を
見ることができる楽しみでしか
ありませんでした。
二度目の妊娠は、
死を告げられたり、
胎児の発達異常を告げられる
かもしれないという恐怖の連続でした。
胎動がわかる前は、
病院に近づくと身体が震えてきました。
頭では決着がついていると
思っていたのに身体にはまだ胎児の死を
告げられた恐怖が残っていました。
同じ病院でも胎児死亡を確認して
処置してくれた先生には怖くてかかれず、
日にちをずらして他の先生にかかりました。
優しい女医さんでしたが、
私は14回近くの妊婦検診を
とても怖い顔で通っていたと思います。
もし単純に、
死が陰で生が陽ならば、
二度目の妊娠は陰陽の勾玉が自分の中に
ずっとあるような恐怖、安心、悲しみ、喜び、
光と影を色濃く感じる10ヶ月でした。