17 胎動が騒々しい(マタニティライフとヨガ)


胎動を感じ始めたのは、

ちょうど19週頃からでした。

気泡がぷくぷくするような感覚から

始まり少しずつ、小魚が動くようなもの

へと変わっていきました。


初期はよく動く日もあれば、

全く動かず不安になる日もありました。


胎動をコンスタントに感じ始めた当初、

若干の鬱陶しさと不安が入り混じった

感情が出てきました。


やっと胎動を感じられるところまできて、

なぜ愛おしいとか可愛いなどの感情の前に

鬱陶しさや不安が出てくるのだろうと、

よくよく感情を観察すると、


どんなに気が合う人で、

同じ空間に24時間いて大丈夫でも

身体を常に密着されてモゾモゾされると

流石に気になる....というような感覚でした。


でも身体はとても不思議なもので、

だんだんこの感覚に慣れていき、

自分の身体が胎動に馴染みました。


胎動の初期は不規則で

制御されていない動きのようで

人が入ってるのか不思議でした。


後期に近づくと、

動きが「あ!人だ」...と思うようなものに

変わったように思いました。


友人から、

「魂がいつ入るか確認しといて」

と言われていました。


生まれる瞬間に入るとか、

行ったり来たりしているとか

受精の段階で入ってるとか

色々言われています。


いったいいつの段階で入ったのか、

よく分かりませんでしたが、

なんだか「人」がいると思えたのは、

妊娠後期に制御の利いた動きを

規則的に感じるようになった時でした。


10か月の妊娠期間、

身体の様々な変化にこの状態で

果たして自分は耐えられるのかと

思う局面が何回もありました。


不思議なことに身体と心は、

この様々な変化を乗り越えては馴染み、

馴染んでは乗り越えていきました。


でも1番頑張って騒々しさや鬱陶しさ、

激動を乗り越えてくれたのは、

人の身体を作り上げて出てきた、

子供なのでしょう。


本人は全く気にしてないようですが(笑)



クリームパン